コツさえわかれば出来る。バッグの商品写真の撮り方はこうやってます!
目次
今回ブツ撮りラボで書かせていただくテーマは『コツさえわかれば出来る。バッグの商品写真の撮り方はこうやってます!』となっております。
このブツ撮りラボは10年以上商品撮影を専門に撮影しているカメラマンが書かせていただいておりますので納得いただける情報となっていることを保証します!
多くのアパレルブランドはバッグの商品を多く展開しております。
バッグの商品展開をブランドがなぜ多くする必要があるのか?
またバッグにはどのような種類があるのかをご説明させていただきます。
またこの記事の末にはバッグの商品写真の撮り方のポイントをお伝えさせていただきますので、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
多くのアパレルブランドでバッグを展開する理由
まずは多くのアパレルブランドで様々なバッグを展開する理由をご説明させていただきます。
アパレルブランドは様々な戦略をもとに商品を展開する必要があります。
ただ良いデザイン、良い商品を作っていくだけではブランドは成長することはできません。
ではアパレルブランドはどのような戦略を立てればいいのでしょうか。
有名なタレントやモデルを使用した広告戦略でしょうか?
それとも、多くの商品を大量に作って安く販売しユーザー数を増やす戦略でしょうか?
これらも間違いではありませんがバッグはもっと重要な戦略として活用することができるのです。
バッグはファッションコーディネートの際、重要なポイントとなるアイテム
バッグはどのように使用されますでしょうか?
バッグは大小様々なサイズがありますが、ほとんどがコーディネートの外側で人からたくさん見られる場所でコーディネートされます。
それはファッションコーディネートのポイントとして最も重要なアクセントともなるファッションアイテムと言っても過言ではないでしょう。
では、このコーディネートの軸となるファッションアイテムの魅力やブランドに及ぼす影響をご説明させていただきます。
ファッションブランドとして宣伝にしやすい
アパレルブランドで最もバッグをデザインする上で考えることが『ファッションブランドとしての宣伝』です。
多くのアパレルブランドにはブランドのロゴが記載されます。
このロゴをしっかりバッグデザインに組み込むことで、友人やすれ違う人など多くの人の目にブランドロゴが見られることで、そのブランドの知名度や潜在的な購買欲求につながるのです。
また、このブランドロゴが多くの目に見られることによってそのアパレルブランドを聞いたことがある‥などのブランドの価値の高めることも可能です。
衣類に比べ季節を選ばないので長い期間使用されやすい
アパレルブランドの衣類などは季節によって着れない服も多くあります。
また、アパレルブランドのほとんどの衣類は2年も着れば劣化やほつれ、ヨレなども出てきてしまいます。
レディースファッションでは流行などの速度も速いので着れない衣類も出てくるでしょう。
しかし、バッグはどうでしょうか。
バッグは荷物を多く入れてもしっかり持ち運べるように丈夫に作られていることも多く、流行りがあまり関係ないことも多いです。
このことで1度購入してもらればそのバッグ自体が広告塔になってもらえると言っても間違いではないでしょう。
このブランドの宣伝をバッグにしてもらえるようかつ、使いやすいデザインに仕上げることをアパレルブランドは意識してバッグをデザインすることが多いです。
バッグには多くの種類あり、それぞれのメリットがある。
バッグと聞いてなんのバッグを思い浮かべますか?
トートバッグやビジネスバッグ、メッセンジャーバッグなど人それぞれでしょう。
それだかバッグのバリエーションが多くそれぞれのメリットのもと作られているのです。
では、自身や関連するアパレルバッグをどのような種類で展開していくかを、それぞれのバッグのメリットにてご検討してもらえれば幸いです。
トートバッグのメリット
トートバッグは多くのアパレルブランドの中でも最も多く販売されているバッグではないでしょうか。
アパレルブランドだけではなく今ではアーティストグッズなどにも展開されるようになったバッグです。
では、トートバッグのメリットをご紹介させていただきます。
- ブランドロゴやデザインを自由にデザインできる
- 耐久性に優れている。
- 使用する場面を選ばない
ボストンバッグのメリット
ボストンバッグは昔から旅行用などで活用されているバッグです。
ではボストンバッグのメリットをご説明させていただきます。
- 旅行にも使えるほどの大容量。
- 大容量にもかかわらず軽量なことが多い。
- ストラップがついてることも多くショルダーバッグの2wayのことが多い。
リュックバッグのメリット
リュックバッグは以前まではカジュアルやアウトドアに向けられたバッグでしたがここ近年、ビジネス用でも増えてきたバッグです。
では、リュックバッグのメリットをご紹介させていただきます。
- 大容量の荷物が運べる。
- 両手があくバッグで使い勝手が抜群にいい。
- サイズなど大きさを用途によって選べる。
- パソコン用の収納ポケットがあることが多い
ウエストバッグのメリット
ウエストバッグは他のバッグと違って荷物を持ち運ぶことよりも貴重品を入れるような使い方が多いサブバッグです。
ではウエストバッグのメリットをご紹介させていただきます。
- ウエストバッグは軽量で身につけても違和感が少ない。
- 貴重品など入れるサブバッグで使用することが多いので、他のバッグに比べて小型。
- 背中にかけたり腰にかけて使用するので両手があく。
ビジネスカバンのメリット
ビジネスバッグは名前の通りビジネス用のバッグです。
ではビジネスバッグのメリットをご紹介させていただきます。
- パソコン用の収納ポケットがあることが多い。
- 書類を折らずに入れれることができる。
- 素材も選べることが多いので、仕事のスタイルに合わせて選べる。
ショルダーバッグのメリット
ショルダーバッグは昔から性別問わず人気のバッグで名前の通りショルダーとは肩にかけて使用するバッグです。
ではショルダーバッグのメリットについてご説明させていただきます。
- 肩にかけるので両手があく。
- サイズや素材なども自由に選べる。
- ブランドロゴなど大きく入れることができるのでデザインも自由に決めやすい。
メッセンジャーバックのメリット
メッセンジャーバッグは学生などに人気のバッグで自転車などに使いやすい大容量のバッグなので私服で出勤するサラリーマンの方にもお勧めです。
ではこのメッセンジャーバッグのメリットをご説明させていただきます。
- メッセンジャーバッグは自転車などで使用されることが多いので防水機能がついていることも多い。
- パソコンなどの専用の収納ポケットもある場合が多い。
- 間口が広いので大きいサイズの荷物も入れれることが多い。
クラッチバックのメリット
クラッチバッグは持っている方は少ないかも知れんませんがフォーマルな場所やお洒落アイテムとして人気のバッグです。
では、クラッチバッグのメリットをご説明させていただきます。
- パーティーなどの場所で必要最低限のファッションアイテムとして使える。
- サイズによってはA5までのサイズは降りたたむ必要なく入れることができる。
ドラムバックのメリット
ドラムバッグは多くのスポーツ活動やされている方に愛されている形状のバッグです。
ではドラムバッグのメリットをご説明させていただきます。
- スポーツジムなどに使用することが多いので靴を入れる専用のポケットがある場合が多い。
- スポーツ活動に活用されることが多いので丈夫に作られている。
- ドラムバッグは様々なスポーツに使えるよう防水の場合も多い
それぞれのバックの商品写真の共通点
多くの種類のバッグをご説明させていただきましたが、次にこのバッグの写真撮影時の共通の撮り方をご説明させていただきます。
多くの種類のバッグがあるのですが商品写真の撮り方には多くの共通点がありますので、バッグの撮り方にお悩みの方は是非参考にしてみてください。
バッグのデザインをしっかり伝えよう
バッグの撮影で最も重要と言っても過言ではないバッグのデザインを表現する方法です。
バッグは中に物を入れることを前提に作られるファッションアイテムなので中がからの状態ではしっかり撮影することはできません。
ここでのポイントは『バッグの中に爪もをして商品写真を撮ろう』ということです。
またバッグが長い間畳まれた状態ですとバッグにシワがはいいていることも多いのでカメラマンとしてのポイントはカバンに詰め物をして最低1日おくことでシワが改善されることがありますので、是非シワを取り除くためにカバンに詰め物をして最低1日はおきましょう。
バッグの生地などの素材をしっかり伝えよう
バッグの素材感を主張するために生地感が見えるような照明のセッティングをしましょう。
照明のセッティング次第ではバッグの良さが損なわれてしまう可能性も少なくはないので、照明のセッティングのメインライトは角度をつけることで細かい立体感も表現することができます。
メインライトについてご不明な場合はこちらをご覧ください
→『商品撮影の基本的なライティング設定の方法!』
バッグの詳細もしっかり伝えよう
バッグの詳細もしっかり撮影しましょう。
バッグの詳細の写真を細かく撮影することでオンラインショップなどでも実際に手に取らなくてもバッグを理解できるようになります。
では、そのバッグの詳細写真の撮り方のポイントなどをご説明させていただきます。
バッグの詳細写真の撮り方のポイント
バッグの詳細写真の撮り方のポイントも多くの種類のバッグが共通してます。
これから紹介させていただくバッグの詳細写真の撮り方さえわかればバッグの撮り方に困らないので是非参考にしてみてください。
バッグの立体感の撮り方
バッグのメインカットは正面で撮影することが多いです。
ですが立体的に撮ることでバッグの魅力が引き立ちます。
例えばメインカットは真正面からの撮影に対して少し上から角度をつけたアングルで撮影し、ショルダーなどものアクセサリーを立体的表現をすることでバッグの魅力が引き立ちます。
バッグの厚み(奥行き)の撮り方
眞具の厚み奥行きもしっかり表現する撮り方を工夫しましょう。
奥行きとはバッグのマチの部分で、このバッグの奥行きが伝わらないとバッグの商品写真をみたユーザーは内容量などの想像ができません。
バッグを斜めに置く少し上から撮影することでバッグの奥行きも感じられる撮り方になるので、是非取り入れてみてはいかがでしょうか。
バッグのハンドルなどの素材感の撮り方
バッグのハンドルの詳細写真の撮り方をご説明させていただきます。
バッグのハンドルは革なのか、ナイロンなのかいろいろなアクセントになることも多い部分です。
このハンドルの詳細写真は是非あったほうがバッグの商品写真をみたユーザーは購買欲求が高まるでしょう。
このハンドルの撮り方もあえて斜めに奥行きや立体感を出すことでバッグ本体の魅力が引き立てれる商品写真につながります。
バッグの底面の撮り方
よく忘れがちなのですが、バッグの底面の撮影もしましょう。
バッグの底面にもレザーやビスなど細かい工夫がされていることも多いので、このバッグの底面が気になる人も少なくはありません。
バッグの底面の撮り方はバッグをねかして見せたい部分をアップで撮るか、全体を撮影するかによって表現が変わりますが、オススメなのは底面の角の部分から底面の2/3を入れた撮り方をオススメさせていただきます。
バッグの内側の撮り方
バッグの内側の撮影も忘れずに行いましょう。
バッグは中に荷物を入れて運ぶためのアイテムなのでバッグの内側の仕様が気になる方は大変多くいられます。
バッグの内側の撮り方の注意点は中が影になり暗くならないように注意しましょう。
また、バッグの内側は様々なポケットがある場合もあるのでしっかりと写してあげましょう。
バッグの商品写真を自身で撮るときの注意点
バッグの商品写真を自身で撮る時の注意点ですが、バッグ本体のシルエットをしっかりと保ってあげましょう。
先ほとバッグの撮り方の説明をさせていただきましたが、バッグのシルエットが崩れていると全てが台無しになってしまいます。
バッグのシルエットは折りシワでも影響してしまうので是非、中に詰め物をして最低1日を開けて撮影に入ってあげましょう。撮影時の撮影スペースも注意しなければいけないことがあります。
撮影スペースですがバッグを撮影場所にセットし、バッグからカメラまで約2mは最低距離を話してあげないとバッグが歪んで見えてしまう可能性があります。
またバッグの素材などもしっかり撮影できるように照明のセッティングを行い時間をかけて撮影したほうが失敗につながりにくいでしょう。
難しく面倒な商品写真を撮影サービスに依頼するには?
このようにバッグを撮影するには多くのルールと注意点があります。
知識も必要ですし、撮影スペースも大幅に必要となります。
これでは自身で満足のいくバッグの撮影ができるまで、とても時間がかかってしまいます。
撮り方が分かったとしてもバッグの撮影に必要な機材の量などを考えれば、カメラマンに依頼したほうが得策かと思われます。
そのカメラマンでもバッグなどの商品を専門に撮影してもらえるオンラインサービスがあるのをご存知でしょうか?バッグなどの商品を専門に撮影するオンラインサービスは全国対応していることが多いので、どこから依頼するかは悩まなくても大丈夫です。
バッグのオススメの商品撮影サービス
バッグのオススメの商品撮影サービスのご紹介をさせていただきます。
それは『物撮り.jp』です。
2010年から商品撮影に特化したオンラインサービスですので撮影技術やテクニックは安心できるクオリティーで撮影してもらえます。
また、物撮り.jpは1商品から注文でき、1カットあたり550円(税込)の低料金でプロカメラマンに依頼できる撮影サービスです。
バッグの撮り方にも熟知しており、依頼してから最短で3営業日で撮影写真が納品されるサービスですので、お急ぎの方や初めてカメラマンに依頼する方でも安心してご依頼できる撮影サービスです。
バッグの撮影にお悩みの方は是非ご検討してみてはいかがでしょうか。