【プロ写真家が解説】ネットショップを始める簡単7ステップ|売上UPの鍵は商品写真にあり!

2022.1.10
【プロ写真家が解説】ネットショップを始める簡単7ステップ|売上UPの鍵は商品写真にあり!

ネットショップを始める手順は、大きく7つのステップに分けられます。

中でも売上を大きく左右するのがこれから紹介さえていただく「5. 商品写真の準備」です。

お客様が商品を直接手に取れないネットショップにおいて、写真は商品の魅力を伝え、購入を後押しする唯一の手段となります。

この商品写真のクオリティが売上を9割決めると言っても過言ではありません。

この記事では、商品撮影のプロである「物撮り.jp」のカメラマン篠原がネットショップ開業の全ステップを分かりやすく解説するとともに、競合と差をつけ、売上を劇的にアップさせる「売れる商品写真」の秘訣を、具体的な事例を交えてお伝えしますので最後まで読んでいただけると嬉しいです。

ネットショップ開業までの全7ステップ

ネットショップ開業までの全7ステップ

まずは、ネットショップを開業して運営を始めるまでの全体像を把握しましょう。

以下の7ステップで進めていくのが一般的です。

  1. コンセプトと販売商品の決定
  2. 事業計画の策定
  3. 必要な許可・資格の確認
  4. ネットショップの出店方法を選ぶ
  5. 【最重要】商品写真の準備
  6. ショップの開設と商品登録
  7. 集客と運営

この流れに沿って準備を進めれば、初心者の方でもスムーズに自分のお店(ECショップ)を持つことができます。

特に重要な「商品写真」については、後ほど詳しく解説します。

ステップ1~4:ショップの土台を作る準備期間

最初の4ステップは、お店の骨格を作る大切な準備となります。

ここで自信が運営したいお店のコンセプトや方向性をしっかりと固めておきましょう。

ステップ1:コンセプトと販売商品の決定

コンセプトとは「誰に」「何を」売るのかを明確にすることです。このコンセプト設計があることでどのような商品で展開するのが良いか想像しやすくなります。

  • ターゲット顧客: 年齢、性別、ライフスタイルなどを具体的にイメージします。
  • ショップの強み: 「高品質」「低価格」「デザイン性」「品揃え」など、他店との差別化ポイントは何かを考えます。
  • 販売商品: コンセプトに合わせて、売る商品を決めます。仕入れが必要な場合は、仕入れ先もリサーチしておきましょう。

ステップ2:事業計画の策定

感情論だけでなく、数字に基づいた計画を立てることで、ビジネスの成功確率が格段に上がります。

どういう流れで集客し、どのようにお店の知名度を高めるのか。

事業計画に組み込むことで、困った時のアイデアだしや軌道修正なども行いやすくなります。

  • 資金計画: 初期費用(サイト制作費、商品仕入れ費など)と運転資金(月々の広告費、サーバー代など)がどれくらい必要か計算します。
  • 売上目標: 月々、あるいは年間の売上目標を立てます。目標達成のために、どれくらいの集客と購入率が必要かを逆算します。

ステップ3:必要な許可・資格の確認

販売する商品によっては、法律で定められた許可や資格が必要です。知らずに販売してしまうと罰則の対象になることもあるため、必ず事前に確認しましょう。

  • 例:
    • 中古品:古物商許可証
    • 手作りの食品:菓子製造業許可、食品衛生責任者
    • 化粧品:化粧品製造販売業許可

ステップ4:ネットショップの出店方法を選ぶ

ネットショップを作成する方法は、主に以下の2つに大別されます。

それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分のスキルや予算に合ったものを選びましょう。

ASPカート(BASE、STORESなど)
  • メリット: 専門知識がなくても簡単におしゃれなショップが作れる。初期費用や月額費用が安いプランが多い。
  • デメリット: デザインや機能のカスタマイズ性に制限がある。
ECモール(楽天市場、Amazonなど)
  • メリット: モール自体の集客力が高い。決済システムなどが整っている。
  • 出店料や販売手数料が比較的高額。価格競争が激しい。

【売上の9割を決める】ステップ5:商品写真の準備

ここが最も重要なステップです。どんなに良い商品でも、写真の質が低ければその魅力は伝わりません。

特に商品写真の基本ともなる「白背景」のさまざまな詳細を映し出すことのできる白背景の写真です。

お客様は写真を見て「素敵!」「欲しい!」と感じ、購買欲求を高めることで初めて購入を検討します。

なぜプロ品質の写真が必須なのか?

理由はシンプルで、写真がお客様にとっての「商品そのもの」だからです。

私たち「物撮り.jp」はプロの商品撮影カメラマンとして、ただ綺麗に撮るだけではありません。

光の当て方一つで素材の質感を表現し、角度の工夫でデザインの意図を伝え、商品の持つ世界観を一枚の写真に凝縮させます。

これが、お客様の購買意欲を直接刺激することができると信じているからです。

物撮り.jpの現場から見る「よくある失敗」と「プロの解決策」

私たちのサービス「物撮り.jp」には、ご自身で撮影に挑戦したものの、うまくいかなかったというお客様から多くのご相談が寄せられます。

事例:アクセサリーの撮影
  • お客様の悩み: 「シルバーアクセサリーを自分で撮ったら、全体が黒ずんで写ってしまい、安っぽく見えてしまう。細かい刻印も全く見えない…」
  • 原因: 照明の映り込みと光量不足が原因です。金属は鏡のように周りを反射するため、部屋の様子や撮影者自身が写り込んでしまい、表面が暗くくすんで見えてしまいます。
  • プロの解決策: 私たちは、商品をディフューザー(光を和らげる布)で囲うようにライティングし、不要な反射を徹底的に排除します。さらに、マクロレンズを使い、複数の写真のピントが合っている部分だけを合成する「深度合成」という技術で、手前から奥までクッキリとシャープな、高級感あふれる一枚に仕上げます。この撮影方法に変えたお客様から「商品のクリック率が2倍になった」と喜びの声をいただきました。

これはほんの一例ですが、商品ごとに最適な「光」「角度」「背景」は全く異なります。このノウハウの蓄積こそが、プロのカメラマンとアマチュア(副業)の決定的な違いです。

ステップ6〜7:ショップを公開し、成長させる

最高の写真が準備できたら、いよいよ最終段階です。

ステップ6:ショップの開設と商品登録

選んだプラットフォームのマニュアルに従い、ショップの基本情報を設定します。

その後、準備した商品写真と、商品の魅力が伝わる説明文を登録していきましょう。

価格設定や送料なども、この段階で確定させます。

ステップ7:集客と運営

ショップはオープンしただけでは、誰にも気づいてもらえません。

SNSでの発信、Web広告、ブログでの情報発信など、自分のショップのターゲットに合った方法で集客活動を行います。

注文が入ったら、丁寧な梱包と迅速な発送を心がけ、お客様からの信頼を積み重ねていきましょう。

白背景の商品写真も切り抜き加工などを施すことで、写真の汎用性も大きく広がり十分な集客ツールにもなります。

面倒な写真準備はプロに任せる選択肢も

「自分で撮る時間がない」「やってみたけど、どうしてもうまくいかない」 そんな時は、無理せずプロに頼るのも賢い選択です。

商品撮影をプロのカメラマンに外注することで、あなたは集客や商品企画など、ビジネスオーナーにしかできないコア業務に集中できます。

私たちの「物撮り.jp」は、そんな忙しいオーナー様のための商品撮影代行サービスです。

  • 1カット550円(税込)〜の圧倒的コストパフォーマンス
  • 商品をスタジオに送るだけ。全国どこからでも依頼OK
  • 商品到着から最短3営業日のスピード納品
  • 個人事業主様に嬉しい、商品1点からでも注文可能

「餅は餅屋」という言葉があるように、写真はプロのサービスに任せることで、時間とコストを節約しながら、売上アップという最大の結果を得ることが可能です。

少しでも商品写真にお悩みなら、ぜひ一度私たちにご相談ください。

初心者でもできる!魅力的な商品写真の撮り方3つのコツ

初心者でもできる!魅力的な商品写真の撮り方3つのコツ

とはいえ、「まずは自分で挑戦してみたい」という方も多いでしょう。そこで、最低限これだけは押さえてほしい、撮影のコツを3つ伝授します。

コツ1:自然光を最大限に活用する

一番の照明は「太陽光」です。プロも多用する自然光は、商品を柔らかく、自然な色合いで見せてくれます。

自宅にあるさまざまなLEDや蛍光灯を使う方も多いですが、プロカメラマンの立場から言わせていただくと色温度という光の色味が若干ずれると青っぽくなったり赤っぽくなったりと「ミックス光」と言われる光が混ざる現象が起きてしまいます。

  • 場所: 日中の明るい窓際
  • 方法: レースのカーテン越しなど、直射日光が当たらない柔らかな光の中で撮影しましょう。
  • テクニック: 商品の影が濃く出る側に、白い画用紙やレフ板を立てると、光が反射して影が和らぎ、プロっぽい仕上がりになります。

コツ2:背景は「白」でシンプルに

ごちゃごちゃした背景は商品から注意をそらしてしまいます。基本は「白背景」と覚えましょう。

理由

  • 商品そのものに集中させることができる。
  • 清潔感や信頼感を与える。
  • サイト全体に統一感が出る。
  • 方法: 大きな白い紙や布を使い、壁と床の境目が分からないように緩やかなカーブをつけて設置する(ホリゾント撮影)と、より本格的になります。

コツ3:アングルの工夫で情報を増やす

同じ商品でも、撮る角度によって伝わる情報量は全く違います。お客様が知りたいであろう情報を、写真で見せてあげましょう。

基本の3アングル

  1. 全体像: 商品の形がしっかりわかる真正面からのカット。
  2. 斜め45度: 最も立体感が伝わりやすい、定番の角度。
  3. ディテール: 素材の質感、ロゴ、縫製など、商品のこだわりが伝わるアップ写真。
  • その他: バッグなら内側のポケット、アパレルなら着用イメージ、食品なら中身のシズル感など、商品の使用シーンが想像できる写真を用意すると、購入率はさらに高まります。

 

まとめ:成功するネットショップは「準備」が9

まとめ:成功するネットショップは「準備」が9割

ネットショップ開業の7ステップをご紹介しましたが、成功の鍵は、オープン前の「準備」にあります。

特に、お客様が商品に最初に触れる「商品写真」にどれだけこだわることができるかが、売上を左右する最大の分岐点です。

この記事でご紹介した撮影のコツを参考に、ぜひ魅力的な写真を用意して、あなたのネットショップを成功に導いてください。

全国対応の商品撮影代行業者は?

商品撮影代行業者は主に地域密着している場合も多く混み合っている場合などは商品写真の納品に時間がかかる場合も多くあります。

ですが、私たちが運営しております白背景商品撮影代行専門のオンラインサービス『物撮り.jp』はオンラインだからできるお客様のお住まいのエリアを選ばずに全国のお客様が1商品から同じ金額でプロのカメラマンに依頼出来るサービスです。

1商品4カット撮影できて1商品2,200円(税込)で撮影依頼ができる商品撮影代行をさせていただいております。

撮影を担当するカメラマンも数々の大手企業様の広告も携わっており、今も皆様が知っているような企業様の撮影も担当させていただいております。

撮影イメージのすり合わせの打ち合わせなどもオンラインで簡単にでき、その後撮影に入らせていただくのでお客様は仕入れた商品の販売をすぐに開始することができる個人でのネットショップオーナー様や企業様にも大変多くご利用いただいているサービスです。

商品1点からでも撮影します

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