【プロが解説失敗しない商品撮影カメラマンの選び方|オススメの依頼先は?

2022.1.7
【プロが解説失敗しない商品撮影カメラマンの選び方|オススメの依頼先は?

商品撮影のカメラマン選び、最も重要な結論は「販売戦略を理解してくれるか」です。

商品撮影をプロに依頼する際、多くの人が料金やポートフォリオ(実績写真)に注目します。

しかし、最も重要なのは「商品のウリを理解し、それを写真で表現してくれるか」です。

いくら技術が高くても、商品の魅力が伝わらなければ、その写真は売上に繋がりません。

例えば、ただ綺麗に撮るだけでなく、「このアクセサリーの繊細な輝きを伝えたい」「この食品のみずみずしさを表現してほしい」といった、あなたの販売戦略まで汲み取ってくれるカメラマンこそが、最高のパートナーになります。

私たち「物撮り.jp」では、撮影前にお客様がその商品を「誰に」「何を伝えて」売りたいのかをヒアリングすることを徹底しています。

その情報こそが、光の当て方から構図、レタッチの方向性まで、すべてを決めるからです。

この記事では、年間数万カット以上の商品を撮影する「物撮り.jp」のプロカメラマンの視点から、失敗しないカメラマンの選び方を具体的かつ論理的に私篠原が解説します。

失敗しないカメラマン選びの3つの必須チェックポイント

失敗しないカメラマン選びの3つの必須チェックポイント

カメラマンを選ぶ際には、以下の3つのポイントを必ず確認しましょう。

これらを比較検討することで、あなたの商品に最適なカメラマンを見つけられます。

1. ポートフォリオ(実績写真)で得意ジャンルを確認する

カメラマンにはそれぞれ得意なジャンルがあります。ポートフォリオを見て、あなたの撮影したい商品カテゴリーの実績が豊富かどうかを確認しましょう。

​チェックポイント

  • あなたが撮りたい商品と似た実績があるか?: アパレル、化粧品、食品、機械部品など、ジャンルによって撮影技術は全く異なります。
  • 写真のテイストは自社のブランドイメージと合うか?: クールでスタイリッシュな写真が得意なカメラマン、温かみのあるナチュラルな写真が得意なカメラマンなど、作風は様々です。
  • 写真のクオリティは安定しているか?: 全体的に写真の明るさや色味、構図のレベルが安定しているかを確認します。

【プロの経験談】光るアクセサリー撮影の難しさと解決策

私たち「物撮り.jp」でよくご依頼いただくのが、ジュエリーや腕時計などの光沢がある商品です。

これらは非常に撮影が難しく、カメラマンの技量がはっきりと現れます。一番の課題は「意図しない写り込み」です。

カメラマンの機材、部屋の様子まで、鏡のように反射して写り込んでしまうのです。

この写り込みの問題を解決するため、私たち「物撮り.jp」のカメラマンは商品ごとに合わせた特製の「囲み」を作って撮影します。

白いボードや半透明のディフューザーで商品を囲み、余計なものが写り込まないクリーンな環境を作り出すのです。

この一手間をかけることで、金属の美しい光沢や質感を損なうことなく、商品の魅力を最大限に引き出した写真が完成します。

撮影実績で金属製品を見る際は、こうした「写り込みの処理」が丁寧に行われているかどうかも、良いカメラマンを見極めるポイントになります。

2. コミュニケーションの質と相性

商品撮影はカメラマンと依頼主の共同作業です。

スムーズなコミュニケーションが取れるかどうかで、商品写真の仕上がりは大きく変わります。

クライアントの意見やイメージを見える化することもカメラマンの仕事ですので、気兼ねなく情報は伝えるようにすることもポイントです。

チェックポイント

    • レスポンスは迅速かつ丁寧か?: 問い合わせへの返信速度や、質問への回答が的確かどうかは、信頼性を測る重要な指標です。
    • 専門用語を使わず、分かりやすく説明してくれるか?: 「F値」や「レフ板」などの専門用語を多用せず、こちらの意図を汲み取って話を進めてくれるカメラマンは信頼できます。
    • 提案力があるか?: こちらの要望をただ聞くだけでなく、「こういう撮り方をすれば、もっと商品の魅力が伝わりますよ」といったプロならではの提案をしてくれると、より良い結果が期待できます。

3. 料金体系の明確さ

撮影料金などの金銭トラブルは最も避けたい問題の一つです。

撮影費用に関する料金体系が明確で、後から追加料金が発生する可能性がないか、事前にしっかりと確認しましょう。

稀なケースですが撮影スタジオを持っていないカメラマンの場合、商品撮影費用はリーズナブルな撮影費ですがスタジオ使用料として高額な費用を請求されたというケースも実際にはあります。

チェックポイント

  • ​料金の内訳は明確か?: 撮影費、機材費、レタッチ(画像修正)費、出張費など、何にいくらかかるのかが明記されているか確認します。
  • カット数による料金変動: 1カットあたりの料金なのか、時間制なのか、商品数ごとなのか。自社の依頼内容に合った料金プランかを確認しましょう。
  • レタッチの範囲はどこまでか?: 簡単な色調整やゴミ取りは基本料金に含まれることが多いですが、切り抜きや合成などの高度な修正は別料金の場合があります。どこまでが標準対応なのかを必ず確認してください。

「物撮り.jp」の明朗会計な料金プラン

「物撮り.jp」の明朗会計な料金プラン

「物撮り.jp」では、お客様が安心してご依頼できるよう、料金体系をシンプルにしています。

基本プランは1商品4カットで2,200円(税込)、つまり1カットあたり550円(税込)という非常に分かりやすい料金設定です。

また全国どこからでも商品を郵送いただくだけで、最短3営業日で高品質な写真データをお届けします。

商品撮影の依頼先はどこがオススメ?3つの選択肢を比較

商品撮影の依頼先はどこがオススメ?3つの選択肢を比較

カメラマンに依頼すると言っても、その形態は様々です。

ここでは代表的な3つの依頼先の特徴を比較します。

1. フリーランスのカメラマン

個人で活動しているカメラマンです。

SNSや個人のウェブサイト、マッチングサービスなどで探すことができます。

​メリット

  • 特定のジャンルに特化した専門家を見つけやすい。
  • 直接やり取りするため、イメージの共有がしやすい。

デメリット

  • スキルや経験に個人差が大きい。
  • 料金体系が個々に異なり、比較が難しい。
  • 個人のスケジュールに依存するため、急な依頼に対応できない場合がある。
  • また副業のカメラマンも多いため、納期に時間がかかる場合も多い。

2. 撮影スタジオ(制作会社)

複数のカメラマンやスタッフが在籍する会社です。

大規模な撮影や、モデル・ヘアメイクの手配も必要な場合に適しています。

メリット

  • ディレクターが進行管理をしてくれるため、品質が安定している。
  • 大量の商品撮影にも対応可能。

デメリット

  • 料金が高額になる傾向がある。
  • 進行に多くの人が関わるため、細かなニュアンスが伝わりにくいことがある。
  • 最低発注金額が設定されている場合が多い。

3. オンライン特化型の撮影サービス(物撮り.jpなど)

商品をスタジオに郵送して撮影を依頼するサービスです。

ECサイトの商品写真など、大量かつ定期的な撮影ニーズに適しています。

メリット

  • 料金が圧倒的に安い: スタジオでの立ち会いをなくすことで、人件費や時間を削減し、低価格を実現しています。
  • 全国どこからでも依頼可能: 場所を選ばず、プロのクオリティを享受できます。
  • スピーディーな納品: ワークフローがシステム化されており、短納期での対応が可能です。

デメリット

  • 特殊なセットや大掛かりなシチュエーション撮影には向かない場合がある。

安心して撮影を依頼するにはどうすればいいのか?

安心して撮影を依頼できるイメージ

フリーランスのカメラマンに依頼して失敗した企業様や個人様はどうすればいいのか?
それは『法人化している組織化している写真撮影会社に依頼する』ことです。

法人化していて組織化もできている写真撮影会社に依頼するということは、依頼していたカメラマンが急病だったとしても、他の実績のあるカメラマンが現場にきてくれるからです。

それが本来お願いしたかったカメラマンじゃないにしても、一生の思い出の日の写真は残すことができますし、モデル撮影などの商品の販売するなどの広告を作る際のスケジュールも再調整せずに進めることが可能です。

また、組織化されている写真撮影会社であるからこそ、写真撮影以外にもモデルのキャスティングやデザインなども合わせて依頼することができるメリットもあります。

【独自のノウハウ】「物撮り.jp」が大切にしていること

【独自のノウハウ】「物撮り.jp」が大切にしていること

私たち「物撮り.jp」はオンラインサービスですが、コミュニケーションを非常に重視しています。

例えば、あるアパレルブランド様から「このニットの『ふわふわ感』を20代女性に伝えたい」というご要望をいただいた際、私たちは通常の照明に加えて、商品の輪郭をふんわりと見せるための補助光を追加しました。

これにより、写真を見るだけで触りたくなるような、柔らかな質感を表現することに成功し、お客様から「ECサイトでのクリック率が上がった」と喜びの声をいただきました。

ただ撮るのではなく、写真を通して販売を支援する。

これが私たち「物撮り.jp」の強みです。

まとめ:最高の1枚は、最高のパートナー選びから

まとめ:最高の1枚は、最高のパートナー選びから

商品撮影のカメラマン選びは、単なる外注先探しではありません。

あなたの商品価値を共に高めてくれるビジネスパートナーを見つける作業です。

最後に、カメラマンを選ぶ際のチェックリストをまとめます。

  • 撮りたい商品の実績が豊富か?
  • ブランドイメージと写真のテイストは合っているか?
  • コミュニケーションはスムーズで、提案力はあるか?
  • 料金体系は明確で、予算に合っているか?
  • 納期は希望に合っているか?

これらのポイントを総合的に判断し、あなたにとって最適なカメラマンを選びましょう。

「どこに頼めばいいか分からない」「まずは手軽にプロのクオリティを試してみたい」という方は、ぜひ一度「物撮り.jp」にご相談ください。

1商品からでもご依頼可能で、全国どこからでも郵送で完結します。あなたの商品の魅力を最大限に引き出す1枚を、私たちが責任を持って撮影いたします。

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