ハンドメイド商品を美しく撮影するための基本テクニックとは?

2023.5.1
ハンドメイド商品を美しく撮影するための基本テクニックとは?

今回、ブツ撮りラボで書かせていただくテーマは「ハンドメイド商品を美しく撮影するための基本テクニックとは?」について書かせていただきます。

私たちが運営しております『物撮り.jp』ではこれまで多くのハンドメイド商品を撮影させていただいてきました。

その中で培ってきましたノウハウの一部をこれからご紹介させていただきます!

有料級の情報もありますので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

ハンドメイド商品を撮影するポイント

ハンドメイド商品を撮影するポイント

ハンドメイド商品を撮影するための重要なポイントは、商品の美しさや魅力を引き出すことです。

写真は商品を売り込むための大切なツールであり、良い写真を撮ることはハンドメイド商品を成功させるために欠かせません。

以下に、ハンドメイド商品を撮影するために必要な知識について説明します。

1. 撮影機材の選び方

ハンドメイド商品の撮影には、カメラやレンズなどの機材が必要です。

撮影機材を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

・カメラの性能:ハンドメイド商品を撮影するためには、高画質で色再現性の高いカメラが必要です。一眼レフカメラがおすすめですが、スマートフォンのカメラでも簡単に撮影できる場合があります。

・レンズの種類:レンズの種類によって、撮影する画角や被写界深度が変わります。商品の大きさや形状に合わせて、適切なレンズを選びましょう。

・三脚の使用:手ブレによって写真がぼやけてしまうことがあります。三脚を使用することで、安定した状態で撮影できます。

2. 照明の使い方

商品の美しさを引き出すためには、照明の使い方が重要です。

以下に、照明の使い方について説明します。

・自然光の利用:自然光は、色や質感を自然に表現することができます。商品を窓辺などの明るい場所に置いて、自然光を利用して撮影しましょう。

・照明器具の使用:照明器具を使用することで、光の強弱や角度を調整することができます。商品に合わせた照明器具を使用し、美しい光の演出をしましょう。

3. 背景の選び方

背景は、商品の印象を左右する重要な要素の一つです。

背景を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

・色や質感の考慮:商品と背景の色や質感が合わないと、商品の印象を損なうことがあります。商品に合った色や質感の背景を選びましょう。

・背景の種類:白い壁や布地、紙などが一般的な背景です。商品によっては、木目調の板や石目調のタイルなど、テーマに合わせた背景を使うこともあります。

4. 構図の作り方

商品を美しく撮影するためには、構図の作り方が重要です。

以下に、構図の作り方について説明します。

・フレーミング:商品を中心に配置し、余白を作ることで商品を引き立てます。また、斜めから撮影することで、商品を立体的に見せることができます。

・プロップスの利用:プロップスとは、小道具のことです。商品を引き立てる小道具を使うことで、より美しい写真を撮ることができます。

・アングルの変化:商品を上から、下から、横から、斜めからなど、様々な角度から撮影することで、商品の魅力を引き出すことができます。

5. 編集の方法

撮影した写真は、編集することでより美しく仕上げることができます。

以下に、編集の方法について説明します。

・明るさやコントラストの調整:明るさやコントラストを調整することで、商品の色や質感を引き出すことができます。

・白飛びや黒つぶれの補正:白飛びや黒つぶれを補正することで、よりクリアな写真を作ることができます。

・背景の消し方:背景を消すことで、商品をより引き立てることができます。背景を消す方法としては、クリッピングパスを使う方法や、背景を選択して消す方法などがあります。

以上が、ハンドメイド商品を撮影するために必要な知識です。

撮影機材の選び方、照明の使い方、背景の選び方、構図の作り方、編集の方法について理解し実践することで、美しいハンドメイド商品の写真を撮ることができます。

プロカメラマンの撮影方法

プロカメラマンの撮影方法

6. カメラの設定

カメラの設定は、商品を美しく撮影するために非常に重要です。

以下に、カメラの設定について説明します。

・シャッタースピード:シャッタースピードを遅くすると、商品の周りの背景がぼやけた写真を撮ることができます。一方、シャッタースピードを速くすると、動きの速い商品でもきれいに撮ることができます。

・絞り:絞りを大きくすると、商品だけを中心にボケた写真を撮ることができます。また、絞りを小さくすると、商品と背景を両方に合わせて撮影することができます。

・ISO感度:ISO感度を上げると、暗い場所でも明るい写真を撮ることができますが、ノイズが発生しやすくなります。商品をきれいに撮影するためには、できるだけISO感度を下げて撮影することが望ましいです。

7. 照明の使い方

商品を美しく撮影するためには、照明の使い方も重要です。

以下に、照明の使い方について説明します。

・ナチュラルライトの利用:商品を自然光の下で撮影することで、柔らかく自然な光で撮影することができます。また、昼間の時間帯に撮影することで、より鮮明な写真を撮影することができます。

・人工光の利用:人工光を利用する場合は、柔らかい光を使用することが重要です。白熱灯などの暖色系の照明を使うと、商品の色味が変わってしまうことがあるため、LEDライトや蛍光灯など、中性色の照明を使うことが望ましいです。

8. 背景の作り方

商品を美しく撮影するためには、背景の作り方も重要です。

以下に、背景の作り方について説明します。

・布地を使う:布地を使うことで、商品によって異なる雰囲気を出すことができます。また、柄の入った布地を使うことで、商品を引き立てることができます。

・紙を使う:紙は手軽に入手でき、背景として使いやすい素材です。白い紙や黒い紙、色のついた紙など、商品に合わせたいろいろな種類の紙を使うことができます。

・木材を使う:木材を使うことで、商品に自然な雰囲気を与えることができます。また、木材を使うことで、商品を引き立たせることができます。

9. 編集ソフトの使い方

最後に、編集ソフトの使い方について説明します。

商品写真を撮影した後、編集ソフトを使って写真を加工することで、より美しい写真を作ることができます。

・明るさとコントラストの調整:写真の明るさとコントラストを調整することで、商品をより美しく見せることができます。明るさを上げたり、コントラストを調整したりすることで、商品がより鮮明になります。

・色調補正:商品写真の色味を調整することで、より鮮明で美しい写真を作ることができます。色味が合わない場合は、写真の色合いを調整することで、商品をより魅力的に見せることができます。

・トリミング:写真の余分な部分をカットすることで、商品をより際立たせることができます。また、トリミングすることで、写真のバランスを取ることができます。

・背景の修正:背景にノイズが入ってしまった場合は、編集ソフトを使って背景を修正することができます。また、背景を透明にすることで、商品をより際立たせることができます。

まとめ

以上が、ハンドメイド商品を美しく撮影するために必要な知識です。

商品を美しく撮影するためには、カメラの使い方、照明の使い方、背景の作り方、編集ソフトの使い方が重要です。

また、商品の特徴や雰囲気をよく理解し、それに合わせた撮影方法を選ぶことも大切です。

これらのポイントを押さえて、美しいハンドメイド商品写真を撮影してみましょう!

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