動画のSONYから写真のSONYに大逆転。SONYはなぜ大ヒットしたのか!
目次
今回のブツ撮りラボで書かせていただくテーマは『動画のSONYから写真のSONYに大逆転。SONYはなぜ大ヒットしたのか!』についてです。
今ではSONY製のカメラを使用し撮影現場に行くプロカメラマンは大変多く、当たり前な光景になっています。
しかし、それはここ数年の話です。
2010年より以前はプロカメラマンに全くされなかったSONYがなぜカメラメーカーとしてのトップメーカーまで上り詰めたのか。
今回この『動画のSONYから写真のSONYに大逆転。SONYはなぜ大ヒットしたのか!』を書かせていただくのはミラーレスから一眼レフカメラ、レンジファインダーまで数多くのカメラを使いこなしてきた広告カメラマンが書かせていただきますのでよければ最後までお付き合いくださいませ。
SONYとは?
ではまずはSONYとは?についてご紹介させていただきます。
SONYは昔から動画撮影の現場では安心、信頼されてきたメーカーです。
しかし写真の世界ではプロは見向きもせずにいました。
しかしSONYが2010年以降、プロカメラマンがこぞってSONY製のカメラをメインカメラとして乗り換えていったのです。
それまでの経緯をSONYからの歴史からご紹介させていただいます。
SONYの歴史
SONYの始まりは1945年に東京通信工業株式会社として創業し真空管電圧機などの製造・販売をしていた会社です。
1950年ごろには日本初のテープレコーダーを開発し、1955年ごろにはトランジスタラジオも販売し数多くのヒット商品を生み出していきました。
またそれらに「音」を意味する「Sonic(ソニック)」と「男の子」を意味する「Sonny」の造語である「SONY」としてそのマークを各商品に入れていったことがブランドの始まりです。
1958年に東京通信工業株式会社からソニー株式会社に改称し、同年には東京証券取引所市場第一部上場まで成長しました。
1960〜1995年年まではパソコン事業やビデオテープレコーダー、CDの開発やCDプレーヤーなど数多くの商品を開発、販売することに注力していましたが1996年にはようやくカメラ事業に本格的に参入してました。
SONYのカメラといえばサイバーショットですが、このサイバーショットも1996年から発売されているデジタルカメラのラインとなっています。
SONYのカメラ事業はスチル業界、いわば写真業界よりもまずは映像にジャンルに注力し、写真業界よりもまずは映像の世界で認められました。
映画に特化したシネマカメラや、テレビ業界向けの高倍率動画カメラやロケ撮影にも強いハンディカメラなども多く開発していきました。
写真業界でのSONYの歴史に戻りますが、2006年頃にコニカミノルタのカメラ事業撤退に伴い、資産を一部引き継ぎデジタル一眼レフカメラ分野へ参入し『α』シリーズが誕生しました。
そこからSONYの『α』シリーズは数多くの商品を販売されていますが、鳴かず飛ばずで『α』シリーズはプロカメラマンの中には定着しませんでした。
しかし、2010年に発表された『α NEX』シリーズでSONYの印象は大きく変わりました。
また2013年に発表されたフルサイズミラーレスの『α』シリーズの発表でプロカメラマン業界、写真カメラ業界で革命が起こりました。
2013年まではプロカメラマンの使うカメラはCanonとNikonの二分化してましたが、2013年のフルサイズミラーレスカメラを発表を皮切りにプロカメラマンがSONYのカメラを使う人が格段に増えてきました。
これまでフルサイズセンサーのカメラは重たいカメラボディ、大きなカメラサイズが当たり前でしたがこのフルサイズミラーレスカメラの発表により、より快適にフットワークが軽いカメラとして好まれるようになりました。
今では映像のSONYからミラーレスカメラのSONYにまでカメラ業界に革命を起こしました。
SONY製のカメラの特徴
ではSONY製のカメラの特徴について紹介させていただきます。
SONY製のカメラの特徴は他のカメラメーカーとは少し異なった特徴がありますのでしっかりと解説させていただきます。
- 大きなセンサーで小型、軽量のカメラサイズ。
- 高度なAIシステムで撮影サポートし、誰でも綺麗な写真が撮影可能。
- 精度の高い瞳AFによりピント合わせの快適さ。
- 写真、動画共に高性能。
- 違和感のない高精細電子ビューファインダーでデジタルファインダーでも違和感のない撮りやすさ。
SONYのカメラの種類
では次にSONYのカメラの種類をご紹介させていただきます。
カメラを購入する際にメーカーは決まってもどのようなカメラがいいのか悩むポイントです。
そこで種類ごとのカメラの特徴をご紹介させていただきます。
ミラーレス一眼レフカメラ
SONYのミラーレス一眼レフカメラについてご紹介させていただきます。
先ほどもご紹介させていただきましたがSONYはこのミラーレス一眼レフカメラで今のカメラ業界での絶対的な地位に立ちました。
SONYのミラーレス一眼レフカメラはプロ、アマチュア問わず使いやすく、持ち運びやすい大きさや性能であることから数多くの種類の商品を開発、販売してきました。
ミラーレスカメラは通常カメラに入っているプリズムやミラー部分を取り除くことでサイズダウンが実現され、軽量になったことで愛されるSONYのカメラの代名詞となりました。
デジタル一眼レフカメラ
SONYのデジタル一眼レフカメラについてもご紹介させていただきます。
デジタル一眼レフカメラはミラーレスと違い電源駆動などが省略されるのでミラーレスカメラよりもバッテリーの持ちがいいとされています。
SONYはミラーレスカメラで有名になったカメラメーカーですが、通常のデジタル一眼レフカメラも優流なカメラを多く販売されていますので、バッテリーを多く持ち運びたくない方にはおすすめです。
コンパクトデジタルカメラ
SONYのコンパクトデジタルカメラは本当に優秀です!
通常のコンパクトデジタルカメラと比べ1型センサーサイズという大きいセンサーを搭載しているので他社のコンパクトデジタルカメラを比べ画質が本当に綺麗です。
またSONYはV-LOG専用のコンパクトデジタルカメラも発売されており、多くのYouTuberにも愛されているメーカーとなりました。
SONYは元々映像に強いメーカーでもあったことからコンパクトデジタルカメラでの映像撮影も優秀です。
業務用ビデオカメラ
SONYの業務用ビデオカメラは映像業界では昔も今も変わらずトップシェアで第一線にい続けています。
映画用、ドラマ用、TVの街ロケ用からYoutubeから全ての映像制作の中で最も使われているビデオカメラですのでSONYの業務用ビデオカメラは本当に良いカメラとなっています。
ビデオカメラ
SONYは家庭用のビデオカメラも優秀です。
家庭用でも撮影動画サイズが大きくなりすぎない独自の動画規格も持っており、4K撮影での映像美には家庭用以上のクオリティーの撮影が可能です。
今では当たり前のように撮影されている4K動画は本来は動画サイズも本当に大きく使いにくい素材となっていますがSONYの動画制作の業界で長いことから4Kでも扱いやすくストレスなく撮影し続けることができる独自の圧縮規格で綺麗な映像を残しやすくなっているのもSONYのビデオカメラの特徴でしょう。
SONYのプロ用カメラ
では、SONYのプロ用のカメラとはなんでしょうか?
今回はSONYのプロカメラマンい最も愛されているカメラを紹介させていただきます。
SONYのプロ用のオススメのカメラ
SONYのプロ用のおすすめカメラをご紹介させていただきます。
SONYはプロにはプロの必要な機能が存分に搭載されているものも多くありますので、プロカメラマンが多く利用されているカメラ順にご紹介させていただきます。
- α1
- α7R V
- α9 II
- α7 IV
- α7 III
SONYのハイアマチュア用カメラ
SONYのハイアマチュア用のカメラとはなんでしょうか?
そもそもハイアマチュアとはカメラの知識もある程度あり、家庭用のカメラでは性能が物足りない方を指しますが、SONYのハイアマチュア用のカメラでもフルサイズのセンサーを搭載しているカメラが大変人気になっています。
SONYのハイアマチュア用オススメのカメラ
SONY製のカメラでハイアマチュア用のカメラをご紹介させていただきます。
SONYのカメラはハイアマチュア用でもプロカメラマンも利用できるほど高いスペックがありますのでとてもおすすめです。
人気順にご紹介させていただきます。
- α7 II
- 7C
- VLOGCAM ZV-E1
- α7R II
SONYのアマチュア用カメラ
SONYのアマチュアカメラとはミラーレスカメラから、コンパクトカメラまでカメラ初心者でも十分に使いこなせるレベルのカメラです。
SONYのアマチュア用のカメラは個人で使うことから、性能が特化するようなカメラが多いですがプロカメラマンでもプライベートで使用されるカメラも多いので大変優秀なカメラです。
SONYのアマチュア用オススメのカメラ
次にSONY製で初めてカメラを購入を検討されている方におすすめのカメラを紹介させていただきます。
- α6600
- VLOGCAM ZV-E10
- DSC-HX99
- RX100V
- VLOGCAM ZV-1F
SONY製のカメラを使うカメラマンは?
ではSONY製のカメラを使うカメラマンはどんな仕事をしているカメラマンなのでしょうか?
SONYは人物から商品撮影、風景やイベントなどほぼ全ての撮影に適しているカメラメーカーです。
テレビの製造や映画の撮影現場にも愛されているメーカーですので色の表現には他のメーカーより得意な分野です。
そのため様々な場面において色を表現したい場合でも十分信用できるメーカーです。
物撮り.jpはSONYのカメラで何を撮るのか?
ではブツ撮りラボを運営している『物撮り.jp』ではSONYのカメラで何を撮るのか?
その答えは断然『商品撮影』です!
特に白背景での撮影も全く問題なく撮影できるのですが広告用のブランドキービジュアルなどにも最適なカメラですので大きな印刷物からweb用まで幅広く活躍できるカメラメーカーです。
まとめ
今回のブツ撮りラボは『動画のSONYから写真のSONYに大逆転。SONYはなぜ大ヒットしたのか!』についてSONY愛好カメラマンがしっかりと書かせていただきましたがいかがでしたでしょうか?
『物撮り.jp』では各社メーカーのカメラを使いこなした商品撮影専門カメラマンが多く在籍しております。
またそんなカメラマンに破格の撮影料金にて撮影依頼ができる全国対応の撮影サービスとなってます。
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