Canon R6 mark2をプロカメラマンはどう使うか?徹底的に説明します!
目次
今回のブツ撮りラボのテーマは『Canon R6 mark2をプロカメラマンはどう使うか?徹底考察!』です。
この記事を書かせていただいているのはプロカメラマン歴15年以上で、数々の大手企業様のキーヴィジュアルの撮影担当をさせていただきました広告カメラマンが書かせていただきますのでCanon R6 mark2について様々な角度から徹底的にご説明させていただきます。
Canonとは?
そもそも『Canon R6 mark2』を作り出したCanon(キャノン)とはどういう会社なのでしょうか?
Canon R6 mark2の説明の前にまずはCanon(キャノン)とは?
について詳しく説明させていただきます。
Canonの歴史
まずはCanonの歴史についてご説明させていただきます。
1937年に精機光学工業株式会社としてOA機器の総合メーカーとして設立されました。
オフィス向けの複合機やレーザープリンター、半導体露光装置や医療画像記録機器など多くの製品で展開し1949年に上場した会社です。
また精機光学工業株式会社の前身である精機光学研究所によって作られた日本産初の精密小型カメラの「KWANON」(カノン)から名前をとって1935年の精機光学工業株式会社創立前にはカメラのCanon(キヤノン)が世界で通用するブランドとして発足されていました。
その後、長い年月を経て国内にとどまらず、キヤノンUSA,キヤノンヨーロッパ、キヤノン中国、キヤノンオーストラリアなど全世界で愛されるカメラブランドになりました。
Canon(キヤノン)はフィルムカメラ時代でも世界の最先端にいます。
レンジファインダーや一眼レフカメラ、コンパクトデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタル一眼レフカメラ、ミラーレス一眼レフカメラと様々な時代のニーズに合わせたカメラは常に世界を驚かせている一流メーカーと地位を確立しました。
Canonのカメラの特徴は?
Canon(キヤノン)はなぜ世界を代表するカメラメーカーになったのでしょうか?
Canon(キヤノン)のカメラの特徴をご紹介させていただきます。
- Canon(キヤノン)のレンズ性能の素晴らしさ。
Canon(キヤノン)はAFの速度が本当に優れており『爆速』と言われるピント合わせの速さです。 - 自然な色味でナチュラルな色味が表現できる。
- 良くも悪くも写真にクセがないので自分の撮る写真のイメージに編集しやすい。
- 故障の際の修理スピードが早い。
- Canon(キヤノン)ユーザーは本当に多いのでレンズの貸し借りができる。
このようにCanon(キヤノン)には様々な特徴があり、これらも多くのユーザーに愛される理由でもあるでしょう。
CanonR6mark2とは?
では本題でもあります『CanonR6mark2』とはなんでしょうか?
『CanonR6mark2』は2020年に同じくCanon(キヤノン)から発売されたフルサイズミラーレス一眼レフカメラ『Canon R6』の後継機です。
Canon(キヤノン)から発売されるデジタル一眼レフの「6」シリーズには共通する意図があります。
それは『小型・軽量・使いやすい』の3つの点です。
ミラーレスではないデジタル一眼レフカメラの『6Dシリーズ』でも定評があった「6」シリーズがミラーレスでもどんどん進化していっており、初代『CanonR6』でもプロカメラマンでも十分使用しやすかったにもかかわらず、2年の時を経てさらに進化して発売されます。
CanonR6markとの比較
それでは『CanonR6』と『CanonR6mark2』では何が違うのか?
また『CanonR6mark2』では何が特徴とされているのか?
についてご紹介させていただきます。
CanonR6のスペック
それではまずは『CanonR6』のスペックを紹介させていただきます。
型式 型式 |
デジタル一眼ノンレフレックスAF・AEカメラ |
記録媒体 |
SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-II、UHS-I対応) |
レンズマウント |
キヤノンRFマウント |
撮像素子 型式 |
CMOSセンサー 画面サイズ 約35.9×23.9mm |
カメラ部有効画素 |
最大約2010万画素 |
記録画像タイプ 静止画 |
JPEG、HEIF、RAW、C-RAW 動画:IPB、 |
拡張子 静止画 |
JPG、HIF、CR3 動画:MP4 |
記録画素数 |
(静止画) L(ラージ) :約2000万(5472×3648) |
ピクチャースタイル |
オート、スタンダード、ポートレート、 |
ホワイトバランス |
オート(雰囲気優先)、オート(ホワイト優先)、 |
ファインダー |
OLEDカラー電子ビューファインダー |
画面サイズ |
0.5型 ドット数 約369万ドット |
倍率 |
約0.76倍(50mmレンズ・∞、-1m-1) |
視野率 |
約100% |
オートフォーカス |
デュアルピクセルCMOS AF |
フォーカス動作 |
ワンショットAF、サ-ボAF、 |
AFエリア分割数 |
横:約100%、縦:約100% |
ISO感度の手動設定 |
[静止画撮影]: |
[動画撮影]: |
|
ボディー内手ブレ補正 |
手ブレ補正機構 搭載 |
連続撮影速度 |
最高約12コマ/秒 |
連続撮影可能枚数 |
JPEGラージ/ファイン:約1000枚以上(約1000枚以上) |
HEIF:約770枚(約1000枚以上) |
|
RAW:約110枚(約240枚) |
|
RAW+JPEGラージ/ファイン:約91枚(約160枚) |
|
RAW+HEIF:約92枚(約140枚) |
|
グリッド表示 [静止画] |
表示しない/9分割/24分割/9分割+対角 |
外部インターフェース |
USB Type-C 通信: |
外部マイク入力端子 |
Φ3.5mmステレオミニプラグ対応 |
ヘッドフォン端子 |
Φ3.5mmステレオミニプラグ対応 |
リモコン端子 |
E3タイプのリモコンに対応 |
対応バッテリーパック |
LP-E6NH/LP-E6N/LP-E6 |
USB充電・給電 |
USB電源アダプター PD-E1 |
AC電源 ACアダプター |
AC-E6N、DCカプラー |
大きさ |
約138.4(幅)×97.5(高さ)×88.4(奥行)mm |
質量 |
約680g(バッテリー、カードを含む) |
動作環境 使用可能温度 |
0℃~+40℃ 使用可能湿度 85%以下 |
無線通信機能 |
Wi-Fi 準拠規格 IEEE 802.11b/g/n 伝送方式 |
CanonR6mark2のスペック
それではまずは『CanonR6mark2』のスペックを紹介させていただきます。
型式 型式 |
デジタル一眼ノンレフレックスAF・AEカメラ |
記録媒体 |
SD/SDHC/SDXCメモリーカード |
レンズマウント |
キヤノンRFマウント |
使用レンズ |
キヤノンRFレンズ群 |
撮像素子 型式 |
フルサイズCMOSセンサー |
画面サイズ |
約36.0×24.0mm |
カメラ部有効画素 |
最大約2420万画素 |
記録画素数 |
(静止画) L(ラージ):約2400万(6000×4000) |
アスペクト比設定撮影可能 |
3:2(フルサイズ)、約1.6倍(クロップ) |
ピクチャースタイル |
オート、スタンダード、ポートレート、 |
ホワイトバランス |
オート(雰囲気優先/ホワイト優先)、太陽光、 |
ファインダー |
OLEDカラー電子ビューファインダー |
画面サイズ |
0.5型 ドット数 約369万ドット |
倍率 |
約0.76倍/約35.2° |
視野率 |
約100% |
視度調整 |
約-4.0~+2.0m-1 |
オートフォーカス |
フォーカス方式 デュアルピクセルCMOS |
AF フォーカス動作 |
[静止画撮影] AF動作:ワンショットAF、 |
自動選択時 |
測距エリア:横:約100%、縦:約100% |
[静止画] |
最大1053分割(39×27) |
[動画] |
最大1053分割(39×27) |
AFフレーム選択可能ポジション 測距エリア |
横:約90%、縦:約100% |
ポジション数 |
[静止画]最大4897ポジション(83×59) |
撮影モード |
|
[静止画撮影: |
シーンインテリジェントオート、 |
ISO感度の手動設定 |
[静止画撮影] 常用ISO感度:ISO100~102400 |
シャッター 型式 |
[静止画撮影] |
シャッタースピード |
メカシャッター/電子先幕設定時:1/8000~30秒 |
ボディー内手ブレ補正 |
手ブレ補正機構 搭載 |
セルフタイマー |
10秒/2秒 |
高速連続撮影 |
最高約12コマ/秒(メカシャッター/電子先幕) |
動画記録 記録形式 |
|
MP4 動画記録サイズ |
3840×2160(16:9) |
フルHDハイフレームレート動画 |
1920×1080(16:9) |
映像ビットレート |
最大4K UHD(59.94/50.00fps) |
ドロップフレーム |
179.82fps/119.88fps/ |
録音 |
ステレオマイク内蔵 |
外部ステレオマイク |
マルチアクセサリーシューまたは |
モニター |
TFT式カラー液晶モニター |
画面サイズ |
3.0型(画面比率3:2) |
ドット数 |
約162万ドット |
視野角 |
上下/左右ともに約170° |
モニターの明るさ |
7段階で手動調整可能 |
色調調整 |
手動:4種類(暖色/標準/寒色1/寒色2) |
外部インターフェース |
デジタル端子 |
端子形状 |
USB Type-C |
外部マイク入力端子 |
Φ3.5mmステレオミニジャック対応 |
ヘッドフォン端子 |
Φ3.5mmステレオミニジャック対応 |
リモコン端子 |
リモートスイッチ RS-60E3対応 |
対応バッテリーパック |
LP-E6NH/LP-E6N/LP-E6 |
電源アダプター |
PD-E1使用 |
AC電源 ACアダプター |
AC-E6N |
撮影可能枚数の目安 ファインダー |
約450枚(ファインダー撮影時) |
大きさ |
約138.4(幅)×98.4(高さ)×88.4 |
質量 |
約670g(バッテリー、カード1を含む) |
動作環境 |
使用可能温度 0℃~+40℃ |
使用可能湿度 |
85%以下 |
無線通信機能 |
Wi-Fi 準拠規格 IEEE 802.11b/g/n/a/ac |
充電式リチウムイオン電池 |
2130mAh |
CanonR6markの特徴とは?
では本題でもあります『CanonR6mark2』の特徴をご紹介させていただきます。
なぜ『CanonR6mark2』がいいのか?
果たして何が進化したのか?
『CanonR6mark2』を使ってどういう写真撮影を楽しめばいいのか?
などワンポイントアドバイスやプロカメラマンはこの機能をこう使う!などのレクチャーも共にご紹介したいと思います。
広範囲、高速、高精度AF
『CanonR6mark2』ではまたまたAF(オートフォーカス)機能が進化しました。
通常のデジタル一眼レフカメラではファインダー内で見る測距点でピントの合う場所を選択します。
ですので測距点がファインダーのどの範囲まで広がっているかが重要でした。
しかし、ミラーレス一眼レフカメラではファインダーいっぱいに測距点があり、ファインダーで見えるどの部分でもピントが合わせれるようになっています。
またトラッキング(追尾)機能にも優れており、一度被写体にピントを合わせると被写体が動いても自動で追尾してくれることが可能となっております。
電子シャッター時最高連写の1秒間に40枚もの写真撮影にも対応した最高のAF(オートフォーカス)機能を実現しました。
またトラッキング(追尾)機能については人物/犬/猫/鳥/車/バイク/馬/鉄道/飛行機/自動モードとカメラのAIが幅広く対応することがで切るようになっております。
デュアルピクセルCMOS AF Ⅱ
デュアルピクセルCMOS AF Ⅱはキヤノン独自のAF(オートフォーカス)システムです。
一般的なAF(オートフォーカス)に比べ、このデュアルピクセルCMOS AF Ⅱは広範囲でより早く、より精密にピントを合わせることができるAF(オートフォーカス)機能です。
被写体に合わせて高精度で検出しトラッキング(追尾)することで狙ったポイントからピントを逃さないシステムになっております。
最大1053ポジションの測距点
デジタル一眼レフカメラど比べミラーレス一眼レフカメラはファインダーが電子ファインダーとなるのでファインダーで見える95%でピントの合わせれるエリアとなっており、測距点の数でいうと最大1053ものポイントでピント位置を指定することができるのです。
この測距点の多さは数々のプロカメラマンの撮影現場で非常にありがたいものでピントを合わせてからフレーミングを変更することがないのでコサイン誤差というピントの若干のずれがほとんど無くすことが可能となってます。
AF(オートフォーカス)速度が爆速!!
またCanon(キヤノン)のデジタルカメラの代名詞でもある爆速のAF(オートフォーカス)速度がこのCanonR6markⅡではさらに早く進化しました!
なんと公式での発表が0.03秒という写真を撮るときの「撮りたい!」という気持ちを逃すことなく撮影者の思いのままを実現するようなカメラとなってます。
瞳検出機能のレベルアップ
またミラーレス一眼レフが普及して進化したのが『AFの瞳検出機能』です。
なぜ『瞳検出』なのか?と
いうとプロカメラマンが人物の撮影(ポートレート)撮影をする際に必ずと言っていいほど人物の『瞳』にピントを合わすからです。
この『瞳検出』の技術が向上すると人物の撮影の際にピントが外れることはほとんどなくなるという優れた機能です。
今まで顔認識はありましたが、ここまで瞳検出性能に優れたカメラは他にはないでしょう。
歴代最高の手振れ補正
CanonR6markⅡは最大8.0段のボディ内手ブレ補正効果があるというすごい特徴もあります。
従来のデジタル一眼レフカメラではレンズ側に手振れ補正がついていたのですが、近年ミラーレス一眼レフカメラが主流になってきてからは『ボディ内手ブレ補正』が備わるようになってきました。
ボディ内に手ブレ補正がついているとどのレンズを使用しても手ブレ補正機能が備わるようになっているので、夜間の撮影などが格段に撮りやすくなりました。
8段の手振れ補正が効くということは今まで1/125秒のシャッタースピードで撮影していたものが2秒のシャッタースピードでも手ブレしない写真が撮影するということです。
この機能は15年以上プロカメラマンをやっている身から考えると異常とも言えるようなスペックです。これまでに「写真を撮るとブレるんだよな‥」なんていう悩みがある人には最適なカメラではないでしょうか?
夜の撮影に強い最高の高感度対応
CanonR6markⅡの魅力の一つでもある常用使用での最高ISO感度が102400という驚くべき高感度も特出するべきCanonR6markⅡの特徴でしょう。
フィルム時代から考えると最高感度がISO1600に対してISO102400まで使用可能になるとは考えにくいほどカメラ性能のアップです。
実際にはISO102400まで上げて使用することはプロカメラマンではまずないであろうがこのスペックであれば安心してISO12800程度までは使えるISO感度と考えてもいいのでしょう。
カメラマンはCanonR6mark2は買いなのか?
では実際に『CanonR6markⅡ』はプロカメラマンにとって買うべきカメラなのか?
またどういった撮影シーンに適しているのでしょうか?
CanonR6markⅡが使いやすい撮影パターンについてプロカメラマンがしっかりとご紹介させていただきます。
ポートレートカメラマンの場合
『CanonR6markⅡ』を使ってポートレート(人物撮影)は使いやすいのか?
その答えは『ぜひ使ってほしい!』ということでしょうか。
では、なぜポートレート撮影のカメラマンに『CanonR6markⅡ』はオススメなのかをまとめさせていただきます。
- 小型で軽量であるからフットワークがいい。
- 専用アプリを使用することでオフライン状態でもテザー撮影ができる。
(テザー撮影はPCと接続し撮影すること) - 手ブレ補正が優秀なので安心して撮影できる。
- 『瞳検出』機能でピント合わせがとても楽に撮影できる。
- 高感度に強いカメラなので夜間のナイトスナップでも快適。
などが『CanonR6markⅡ』を人物撮影でオススメする理由です。
物撮りカメラマンの場合
では商品撮影を専門にした物撮りカメラマンには『CanonR6markⅡ』はどうなのでしょうか?
私も多く商品撮影を撮影スタジオで撮らせてもらうことがあるのですが、正直『CanonR6markⅡ』はオーバースペックのような気がして物撮りカメラマンとしては必要ないのでは?と考えます。
その理由もご紹介させていただきます。
- 商品撮影は基本的に撮影スタジオで撮影するので高感度が必要ない。
- 商品写真は基本的に被写界深度が深いのでピント性能はここまで高くなくても良い。
- 商品撮影は三脚を使用することが多いので手ブレ補正は必要がない。
といったことが理由でしょうか。
ただ既にCanon(キヤノン)のフルサイズミラーレス一眼レフカメラをお持ちでサブカメラという立ち位置であればオススメなカメラです。
風景写真カメラマンの場合
では風景写真を専門に撮影する風景写真カメラマンには『CanonR6markⅡ』は向いているのでしょうか?
風景写真を撮影するカメラマンにも使用しやすいカメラとなっているかと思いますが、風景写真カメラマンはそもそもフルサイズセンサーよりも大きい中盤サイズのセンサーサイズカメラを使用することがほとんどなのであくまでサブカメラという立ち位置となるカメラには良いカメラではないでしょうか?
その理由もご紹介させていただきます。
- 『CanonR6markⅡ』は軽量・小型なので持ち運びやすい。
- ミラーレス一眼レフカメラなのでファインダーで撮影する明るさがダイレクトにわかる設定が可能。
- 動物は被写体の場合は優れたAIオートフォーカスにより自動でトレッキング(追尾)することもできる。
風景に動物を入れた作品写真を撮影するには向いているのでは?という印象のカメラです。
しかし『CanonR6markⅡ』はミラーレス一眼レフカメラなのでバッテリー消費が激しいので多くの予備バッテリーを持ち歩く必要があることは懸念するポイントではあります。
動画撮影カメラマンの場合
では『CanonR6markⅡ』の動画撮影機能は動画カメラマンにとってどうなのでしょうか?
Canon(キヤノン)は2008年の5DmarkⅡの発売以降、デジタル一眼レフカメラでの動画撮影が当たり前という概念を作りました。
そこから10年以上の研究と開発により、この『CanonR6markⅡ』の動画撮影は本当にすごいレベルにまでなっております。
映画の撮影するシネマカメラにも引けを取らないほど優れた動画撮影機能があるのでポイントに分けてご紹介させていただきます。
- フルサイズセンサーを生かした広い画角、ボケで60pの4K高画質動画撮影が可能となりました。
- フルHDであれば今までCanon(キヤノン)ではできなかったフルサイズでのスローモーション撮影が180Pのハイフレームレート動画撮影で可能になりました。
- 動画の外部記録を使用することで6K/3.7KのRAW(Log)撮影も可能になりました。
- フルHD設定時の1〜10倍のデジタルズームが可能になりました。
- Canon(キヤノン)初の1/8000秒の高速シャッタースピードでの動画撮影が可能になりました。
- 動画の連続撮影可能時間が最大6時間に拡大されました。
これらの理由から『CanonR6markⅡ』は動画撮影の現場でも十分プロの現場で使用できるレベルになりました。
むしろこの『CanonR6markⅡ』があればほとんどの動画撮影ができると言っても過言ではないくらいです。
YouTuberであれば『CanonR6markⅡ』が1台あればサムネイル用であったり、高いクオリティー動画が撮影できるカメラでしょう。
CanonR6mark2は万能なのか?
では『CanonR6markⅡ』は万能なのでしょうか?
プロカメラマンからみた『CanonR6markⅡ』は本当に万能カメラと言っても過言ではないでしょう。
- 暗いところでもキレイに撮影できる。
- 手ブレ補正が優秀で三脚がいらない。
- AF(オートフォーカス)機能が優れているのでカメラ任せでも安心できる。
- フルサイズカメラなので広くボケの綺麗な写真。動画が撮影可能。
- 軽量・小型
といった理由から、『CanonR6markⅡ』は万能カメラと決めつけてよいのではないでしょうか。
プロカメラマンがCanonR6mark2をどう評価するか?
では『CanonR6markⅡ』はプロカメラマンにとって買った方がいいカメラなのでしょうか?
またどう評価するのか?
あくまで私の見解ではありますが、『CanonR6markⅡ』はまだ購入しなくてもいいのでは?と考えています。
ポートレートなどの『瞳検出』に関しては魅力的な機能ですが、カメラマンとして活動しているのであれば基本的なスキルです。
確かにあって損はない機能ではありますが、すぐに買うべきカメラではないのでは?と思うのが『CanonR6markⅡ』の現状です。
しかし、これからカメラマンを目指したい!
一眼レフカメラで映画のような動画撮影がしたい!
プロカメラマンが撮影するような写真を自分で撮りたい!
などの方々にはこれほど最適なカメラはないでしょう。
Canon(キヤノン)は基本的に誰でも簡単に扱えるカメラ作りを心がけているメーカーですので初心者の方でも安心して使用できるのでこれからカメラを始めたい方には購入することをオススメいたします。
まとめ
今回のブツ撮りラボでは『Canon R6 mark2をプロカメラマンはどう使うか?徹底的に説明します!』についてしっかりと書かせていただきました。
ここまではCanon(キヤノン)の歴史や2022年の12月中旬に発売される『CanonR6markⅡ』をプロカメラマンならどう使うか?
またプロカメラマンには使いやすいのか?
という内容でしっかりと書かせていただきましたがいかがでしたでしょうか?
この記事を書かせていただいた私も『CanonR6markⅡ』を今後使っていって新たな情報があればどんどんと追記するようにいたします。
どんどんと進化するカメラ業界で新しい情報などありましたら、ブツ撮りラボにてしっかりと発信していきますのでぜひブックマークしていただければ嬉しいです。
最後になりましたが、このブツ撮りラボを運営しております『物撮り.jp』では1カット550円(税込)で全国どこからでも商品撮影が依頼できるサービスも運営しております。
ぜひとも物撮り.jpも併せてご利用くださいませ。
今後ともブツ撮りラボをよろしくお願いいたします。