サングラスを販売されている方は必ず読まないと損をする撮り方についての紹介
サングラスの撮影方法は簡単なのか?
今回のブツ撮りラボで書かせていただくテーマは『サングラスを販売されている方は必ず読まないと損をする撮り方についての紹介』についてです。
ブツ撮りラボを運営させていただいている多くのサングラスの販売するための商品撮影を撮らせていただいている物撮り.jpがサングラスの撮り方についてしっかりと書かせていただきますので、サングラスなどのファッションアイテムをオンラインなどで販売されている法人・個人様に向けて丁寧に書かせていただきますので、最後までお付き合いくださいませ。
サングラスの商品撮影の重要性
まずはサングラスの商品撮影の重要性についてご説明させていただきます。
サングラスなどの商品撮影はサングラスを販売するために必ず必要な販売促進の営業ツールとして最も重要な素材となっております。
サングラスなどの商品は主にブランドアイテムやスポーツメーカーなどがOEMで製作されて販売するケースが多いので販売するサングラスが既に他の店舗などでネット上に多く存在することが多いのですが、他のサイトから写真を転用することを考えたこともあるかと思います。
しかし、他サイトからのサングラスなどの商品写真の転用は著作権法違反となり、法を犯してしまい罰則金や懲役など思い罰を与えられてしまう可能性が大いにあります。
そのため、サングラスなどの商品をオンラインで販売するためには自身、もしくは専門の撮影業者に依頼するしかないと考えられます。
また、サングラスなどの商品写真は他のライバル店と同じ商品であっても商品写真のクオリティーによって思うようにサングラスが売れないこともあるのが現状です。
そのためサングラスなどの商品の撮影は必ず高クオリティーな商品写真を求められようになっているのが現状です。
サングラスの商品撮影の撮り方
では、そのサングラスの商品撮影の撮り方についてしっかりとご説明させていただきます。
ここからはこれから初めて商品撮影をする方や、既に商品撮影を行っている方などにも有力な情報を提供させていただきますので是非、しっかりと読んで頂ければ幸いです。
1.背景のセット
まずはサングラスを商品撮影するための背景をセットします。
メガネの商品撮影用の背景ですが、主にテーブルの上にセットできる大きさを用意しテーブルの上に設置します。
またサングラスの商品撮影の際に背景を設置する場所は左右に十分スペースができる場所にセットするようにしましょう。
サングラスの撮影用背景セットのポイント
サングラスの撮影用背景セットのポイントについてご紹介させていただきます。
- 撮影背景はテーブルの上にセットしましょう。
(テーブルの高さで商品撮影のしやすさが変わるので普段使用しているテーブルを活用することをオススメいたします。) - 商品撮影の背景の幅・長さを十分ゆとりのある大きさを準備しましょう。
(サングラスの商品写真は十分な余白がないと使いにくい写真になってしまいます。撮影後に正方形にトリミングできる余白のできるサイズが目安です。) - サングラスの撮影用の背景は可能であれば撮影用の背景紙ではなく、アクリル紙などの少し光沢のある背景を選びましょう。
(背景紙とは違い光沢のあるアクリル紙を使用することで反射率の兼ね合いでサングラスの高級感が増す商品写真になります。)
2.サングラスを撮影する位置を決める
サングラスの撮影する位置を決めて商品を背景にセットしましょう。
これは背景の余白や照明のセットを行うために背景にサングラスを置く必要があります。
サングラスの撮影位置を決めておくことで多くのサングラスの商品撮影を行う場合でもサングラスの設置位置さえ決まっていれば、そこに置き換えるだけで同じイメージの商品撮影が撮影可能ですので、初めにサングラスの撮影する位置を決めることはとても重要です。
サングラスの撮影位置を決めるポイント
サングラスの撮影位置を決めるポイントについてご紹介させていただきます。
- 撮影位置は手前ではなく奥の方に調整する。
(サングラスのレンズの反射を抑えるため。) - サングラスの撮影位置が決まれば写真に見えない部分に目印をつけておく。
(カメラの撮影位置は照明の当たり具合によりレンズの反射が起こりやすくなってしまいますので、正確な位置がわかるように目印をつけておく必要があります。)
3.照明をセッティングする
サングラスに合わせた照明をセッティングする。
サングラスのセッティングは主にソフトボックスやアンブレラとバウンス光を組み合わせるライトを設定することが多いです。
ソフトボックスなどでコントラストの高い立体感の表現できるメインライトを設定したのちにバウンス光でコントラストやサングラスの立体感を背景に馴染ませるライトを作ります。
またバックライトも左右対象に調整することで背景とサングラスが自然と馴染む照明のセッティングになります。
照明をセッティングする際のポイント
照明をセッティングする際のポイントについてご紹介させていただきます。
- まずは立体感が表現できるメインライトから作る。
(照明は足し算の考えで設定していくと作りやすいので、1つずつ追加していくイメージで照明をセッティングしていきましょう。) - バックライトは少し弱いくらいで設定しておく。
(サングラスのような繊細な商品はバックライトの影響も多く受けやすいので不必要な光の反射が入る場合もありますのでご注意ください。) - レンズが反射しないようにサングラスに当たる光の角度を微調整しながら調整しましょう。
(レンズに対して垂直に光が当たると反射しやすいので、サングラスのレンズに鋭角に光を当てると照明が作りやすいです。)
4.色みを合わせる
照明のセッティングが完了すると商品の色を合わせることが重要となります。
照明のセッティングや撮影するスペースの壁の色などでホワイトバランスは崩れてしまいます。
照明が決まればサングラスの色をしっかりと合わせることも商品撮影では重要なポイントですのでしっかりと撮影段階で合わせるようにしましょう。
サングラスの色合わせをおこなうポイント
サングラスの色合わせをおこなうポイントについてご紹介させいただきます。
- サングラスの忠実な色を表現するにはグレーカードではなく、カラーチャートの使用をオススメします。
(グレーカードは主に白の中に黒が18%の割合で混ざったグレーのことを指しますが、カラーチャートはグレーのカテゴリーが数種類あり、場面や使用ライトによって使い分けることができるので、撮影環境による色崩れがおこにくい。) - 最新のカメラの場合、カメラの画面の性能がよく、色があったように見えることがよくあります。
カメラで色合わせした後は普段使用している商品写真を編集するパソコンでも確認するようにしましょう。
(パソコンのモニターも色合わせすることをオススメいたします。)
サングラスの撮影構成
では、サングラスの撮影構成について詳しくご紹介させていただきます。
サングラスの商品写真は撮影のアングルによっても見え方が大きく変化しますので、商品撮影を専門に行っている撮影サービスでは基本的な撮り方を今までの経験から基づいた撮影内容のマニュアルもございます。
お客様のリクエストのアングルも撮影可能ですがまずはサングラスなどの商品撮影を行なっている物撮り.jpの基本的なサングラスの撮影構成をご紹介させていただきます。
正面
真正面からの撮影は必ず必要でしょう。
サングラスのフレームや耳掛け部分の正面からの見え方をユーザーに伝えるための商品撮影を行う必要があります。
斜め上からのアングル
サングラスの全体が映るように斜め上からメガネの奥行きやサイドフレームの詳細など見えるアングルで撮影を行います。
サングラスはシンプルな商品ですので立体的な表現するにはこのアングルがベストであり、この商品撮影カットでしかメガネの立体感を表現しにくい写真となっているので、しっかりと撮影できるように意識して撮影しましょう。
ブランドロゴ
サングラスの多くはブランドロゴが入っており、刻印でフレームに入っている場合やレーザープリントでレンズに入っている場合などサングラスによって様々です。
このブランロゴの見せ方によって販売するサングラスの信用性や安心感なども伝わるので丁寧に撮影しなければいけません。
ブランドロゴの撮影時のポイントですが、カメラがサングラスに寄って撮影してしまうと不要な映り込みなどが発生してしまうので、可能であれば望遠レンズを使って離れた位置から撮影すると比較的撮りやすい商品写真です。
フレームなどの詳細
フレームの詳細の写真も必ず必要です。
サングラスのフレームのブリッジや鼻パッド、丁番、テンプルなどサングラスによって様々なデザインや素材が使われていることがありますのでサングラスの詳細は部分ごとに撮影することをオススメいたします。
大量のサングラスを撮影する際の注意点
サングラスをECサイトなどで販売されている方は一度の商品撮影で大量に撮影することが必要になる場合もあります。
その場合はまず撮影構成で決められた撮影アングルで全て撮影を行い、次の撮影アングルでまた全てのサングラスを決まった撮影アングルで撮影を行う流れで商品撮影を進めていくと撮影時間も短縮できるので、商品撮影時間を短縮したい場合はこの撮り方をオススメいたします。
サングラスの撮影をプロに任せるには。
サングラスの商品撮影は実際に他の商品よりもとても撮りにくく、思い通りの商品写真を撮影できない場合もございます。
この際に思い描くのは『カメラマンに依頼したい‥』ということになるかと思います。
ですが、カメラマンに依頼すると予想以上に撮影費用がかかってしまう場合もあります。
またカメラマンには撮影ジャンルに専門があり、サングラスの商品撮影の経験がなく満足のいく商品写真が納品されない場合も珍しくはありません。
では、サングラスの商品撮影を外注に依頼したい場合はどうすればよいのでしょうか?
それは、是非とも商品撮影の専門サービスをご利用されることをオススメいたします。
オススメの商品撮影サービス
商品撮影サービスはECサイトなどの発展によって多くのサービスが存在します。
その中で自分にあった商品撮影を依頼するサービスを選ぶにはポイントがありますのでご紹介させていただきます。
- 商品撮影サービスは撮影実績の掲載数を確認しましょう。
(商品撮影のクオリティーを細かく確認することができるため)
(物撮り.jpのサングラスの商品撮影実績はこちらからご覧ください) - 商品撮影の依頼が簡単に行えるサービスを利用しましょう。
(商品撮影サービスの依頼は難しいサービスは撮影後にも手間が増える可能性がある。) - 商品撮影の見積もり確認後に、正式依頼できるサービスであるか。
(見積もり確認後に正式依頼できることで撮影費用が明確になるので安心して依頼できる。) - 撮影の新着状況が随時確認できる。
(商品を送ったが実際に商品撮影が行われるまで時間がかかると不安になるので、撮影新着状況が確認できるシステムがあると安心して任せれる。)
このように商品撮影を依頼するには撮影金額以外にもサービスを選ぶポイントがありますので、ぜひ商品撮影サービスを選ぶポイントとして合わせてご検討ください。
まとめ
今回はサングラスを販売されている方は必ず読まないと損をする撮り方についての紹介させていただきました。
撮影の手順や撮影のポイントについてしっかり書かせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
このブツ撮りラボでは通常公開できないような商品撮影のテクニックなども伝えさせていただく内容の記事を多く書かせていただいております。
他にも商品撮影について商品ごとに詳しく書いている内容の記事も多くありますので、よろしければ合わせて読んでいただけると光栄です。
ブツ撮りラボの運営元でもある物撮り.jpでもメガネの商品撮影を多く撮影させていただいておりますので、1商品1カットからでも撮影のご依頼を受け付けておりますのでよければご利用くださいませ。
今後ともブツ撮りラボをよろしくお願いいたします。