キャップ(帽子)の詳しい撮り方についてご紹介させていただきます。
今回ブツ撮りラボでご紹介させていただく内容は『キャップ(帽子)の詳しい撮り方について』ご紹介させていただきます。
キャップ(帽子)は長年老若男女問わず外出用のファッション用品として愛されております。
季節関係なく利用されていることが多いキャップ(帽子)ですが、夏季に多く販売されることがある商品ですので、これからキャップ(帽子)を販売される方に向けてしっかりと書かせていただきます。
帽子とは?
そもそもキャップ(帽子)とはなんでしょうか?
帽子とは主に日光など直接頭に当たらないように守るための商品であり、頭を守るためのファッションアイテムとして、老若男女問わず愛されている商品です。
またキャップ(帽子)には様々な種類がありますのでまずはキャップ(帽子)の種類についてご説明させていただきます。
ベレー帽
ベレー帽とは主に、柔らかく丸みを帯びた鍔や縁のない帽子であり以前はウールフェルト製が多かったのですが、今ではファッションアイテムとして流行りに合わせたデニム記事など様々な素材で作られる人気の帽子となっています。
ニット帽
ニット帽は主に冬場に使用されることの多い商品であり、防寒機能に優れた帽子です。
名前の通りニット素材でできている帽子なのでとても柔らかく軽量なのも特徴ともいえる帽子です。
ハンチング帽
ハンチング帽は元々はイギリスの富裕層の中で人気であった狩猟用の帽子でした。
近年ではこのハンチング帽が世界中で愛されるようになり、フォーマルなシーンで活用できる特徴的な帽子です。
ハット帽
ハット帽とは昔カンカン帽とも言われていた帽子全体にツバがあり、頭の入れる部分に窪みがあるハットもあり、様々なシーンに使用できる帽子となっております。
ハットは紳士やレディースのカジュアルファッションにも定評があり1つは持っておきたい帽子です。
キャップとは?
キャップとは帽子と違って縁(フチ)がない帽子のことを指します。
キャップはカジュアルなファッションに利用されることが多いのですが、キャップの中にも様々な種類がありますのでご紹介させていただきます。
ベースボールキャップ
ファッションで最も多く販売されているのが、このベースボールキャップではないでしょうか。
ツバが真っ直ぐのものから、湾曲している物などありますがベースボールキャップの人気の理由はブランドや販売年月によってデザインが異なり、ベースボールキャップのコレクターも存在しているほど、人気の帽子です。
マリンキャップ
マリンキャップは元々はフランスの漁師に好まれていたキャップの形で、そこから流行りに合わせて今のカジュアルなファッションに合うデザインやシルエットに進化していった帽子です。女性のカジュアルなコーディネートにも人気の帽子となっています。
ワークキャップ
ワークキャップとは主に肉体労働者向けに開発された頑丈な素材でできている帽子です。
今ではストリートファッションやオーバーサイズなワークキャップなど流行りに合わせて進化したキャップでレディース、メンズ問わず人気で様々なブランドからも販売されている帽子です。
キャップ(帽子)を魅力的に見せるには
では、本題に入りますがキャップ(帽子)をECサイトなどオンラインで販売するにあたって必要な商品撮影で、より魅力的なキャップ(帽子)の商品写真としてユーザーに見せるにはどうすれば良いのでしょうか?
今回はキャップ(帽子)の魅力的な商品撮影の方法について詳しくご紹介させていただきます。
商品撮影の重要性
キャップ(帽子)を魅力的に見せるための商品撮影は撮影テクニックだけでなく、撮影の準備段階からキャップ(帽子)の商品写真のクオリティーが変わってくると言っても過言ではありません。
またキャップ(帽子)をより多く販売するには商品撮影のクオリティーが高いことは必須です。
キャップ(帽子)の商品撮影は高品質なカメラ、照明機材、アングルによって作り出される商品写真でありしっかりとした撮影技術が必要でありますが、ここではこれから商品撮影を始められる方にもより良い高クオリティーな商品撮影ができるようご説明させていただきますので、最後までお付き合いくださいませ。
撮影構成の重要性
キャップ(帽子)の商品撮影には撮影構成もとても重要です。
撮影構成とは主に『このキャップ(帽子)はどう撮るか?』『キャップ(帽子)は何枚の商品写真が必要か?』『キャップ(帽子)の特徴はどうユーザーに見せるか?』について、撮影前にキャップ(帽子)の撮影アングルや撮影枚数をあらかじめ決めておく計画書のようなものです。
一般的に撮影しながら撮影アングルを決める方が大半ではあるかと思いますが、これではキャップ(帽子)の見せたい部分がしっかり見せることができない商品写真になる可能性が高いです。
キャップ(帽子)を多く販売するための商品写真を撮影することが必要だと、ブツ撮りラボは考えておりますので、また商品撮影時の撮影構成など決められたことがないのであれば、ぜひ撮影構成を決めてみてはいかがでしょうか。
撮影するカメラマンの重要性
撮影するカメラマンも重要なポイントです。
キャップ(帽子)の商品撮影は自身で撮影するのか?
それともカメラマンに委託して依頼するのかによっても変わります。
カメラマンに依頼する場合ですが実はカメラマンは人物撮影を専門なのか?
それとも商品撮影専門なのか?
によっても撮影技術は変わってしまいます。
勘違いされやすいのですが、商品撮影は人物撮影に比べてとても知識や撮影機材が必要な内容がほとんどです。
カメラマンに依頼する際は必ず商品撮影を専門に撮影しているカメラマンに依頼することをオススメいたします。
個人でキャップ(帽子)の商品撮影をする場合についてですが、キャップ(帽子)の撮影方法はとても細かい手順やルールがあります。
次に自身で撮影する方法をご紹介させていただきますので、参考にしてみてください。
キャップ(帽子)の撮影方法
ではここからはキャップ(帽子)の商品撮影の撮影方法について詳しくご紹介させていただきます。
ここからのキャップ(帽子)の撮り方についてはこれから初めて商品撮影を始める方や既に商品撮影を経験されている方にも有力な情報となりますので、ぜひしっかりと読んでいただき参考にして頂ければ幸いです。
1.背景のセット
まず商品撮影でやらないといけないのは撮影用背景のセットです。撮影用背景は小さいものから大きなものまでサイズは様々ですが、キャップ(帽子)の商品撮影に適した撮影用背景の目安サイズは幅1.5m長さ3mあれば十分たりますので、このサイズを最低目安としてご用意ください。
またキャップ(帽子)などの撮影は立体的な商品写真が必要となりますので、背景紙を垂らすための背景用ポールも必要となるでしょう。
商品の設置するポイント
商品を背景に設置する際のポイントについてご紹介させていただきます。
- 商品を設置するのは左右に十分の余裕ができるよう出来るだけ平面の中心部分に設置するようにしましょう。
(キャップ(帽子)が背景に近い場所においてしまうとキャップ(帽子)の影が背景についてしまうことがあるため、影がつかないために背景から離す事をオススメします。) - 多くのキャップ(帽子)を同時に商品撮影することもあるので、一度決めた設置場所が他のキャップ(帽子)とズレがないように目印をつけておくことをオススメします。
(専門用語で『バミる』と言います。)
2.商品の設置
背景のセットができたら、商品を背景の平らな部分の真ん中付近に設置しましょう。
キャップ(帽子)などの撮影は一度の商品撮影で多くのキャップ(帽子)を撮影することもよくありますので、撮影に適した場所をあらかじめ決定しておくことも必要となっております。
商品の設置するポイント
商品を背景に設置する際のポイントについてご紹介させていただきます。
- 商品を設置するのは左右に十分の余裕ができるよう出来るだけ平面の中心部分に設置するようにしましょう。
(キャップ(帽子)が背景に近い場所においてしまうとキャップ(帽子)の影が背景についてしまうことがあるため、影がつかないために背景から離す事をオススメします。) - 多くのキャップ(帽子)を同時に商品撮影することもあるので、一度決めた設置場所が他のキャップ(帽子)とズレがないように目印をつけておくことをオススメします。
(専門用語で『バミる』と言います。)
3.照明のセッティング
背景と商品の設置ができれば、キャップ(帽子)の商品撮影のイメージが決まると言っても過言ではない照明のセッティングです。
まずはアンブレラなどで強い光で立体感を表現するメインライトを作り、レフ板などで光を馴染ませたのちにバックライトをセッティングし、キャップ(帽子)と背景の差をつけるために調整していきます。
照明のセッティングポイント
ではキャップ(帽子)などをうまく商品撮影するための照明のセッティングについてご紹介させていただきます。
- 商品撮影の照明は足し算と言われているので、1灯ずつ光の量、角度などを決めていきましょう。
- 照明のセッティングはメインライトの角度が大切です。基本的にはキャップ(帽子)の商品から45°の角度で影が斜め後ろに淡く伸びる程度を目安で調整してみてください。
- バックライトを左右対象にするため、バックライト用の照明機材は同じものを使用し、同じ光量で同じ角度で当てるようにしましょう。
- バックライトは強すぎると逆光となり、キャップ(帽子)などの色を崩す場合があるので必要最低限の光の量で調整しましょう。
4.色合わせ
では、キャップ(帽子)などの商品撮影について最後の工程です。
それは商品の色を合わせるということです。
カメラのホワイトバランス設定の部分で色を合わせるのですが、ホワイトバランスは光の量や角度、撮影する場所によって細かい違いでも大きく変わってしまうことのある部分です。
この商品の色合わせをマニュアルで行っておかないと、同じ商品でも角度が違うだけで違う色の商品に見えてしまうことがあるので、しっかりとグレーカードなどを用いてマニュアルで設定するようにしましょう。
色合わせのポイント
キャップ(帽子)の色合わせのポイントについてご紹介させていただきます。
- グレーカードを使用してホワイトバランスをマニュアルで設定する場合はグレーカードに商品の設置場所でしっかりと光があたった状態で読み取りましょう。
(グレーカードが商品の設置位置と異なる場合、読み取る光の色も変わってしまうため。) - 色合わせした後に、普段商品写真の編集などで使用しているパソコンでも色の確認を行う。
(近年のカメラの進化によりカメラモニターの性能の向上にて色が適正だと勘違いしてしまうことがあるため。)
商品撮影に必要な時間の目安
では、キャップ(帽子)などの商品撮影をおこなうにはどれくらいの時間が必要なのでしょうか?
当然、撮影者のスキルにもよりますが平均的な撮影からECサイトに掲載できるまでの目安の時間をご紹介させていただきます。
それぞれキャップ(帽子)を10商品の撮影することを想定してご説明させていただきます。
個人で商品撮影する場合
ではキャップ(帽子)など10商品の商品撮影を個人で行う場合の必要時間の目安をご紹介させていただきます。
- 撮影商品の準備 2時間
- 撮影構成の準備3時間
- 商品撮影の準備2時間
- 商品撮影3時間
- 商品撮影データの編集4時間
と目安では実質作業時間13時間程度の時間が必要となります。
これでは10商品のキャップ(帽子)の商品撮影を行うのに丸2日かかってしまいます。
カメラマンへ依頼する場合
キャップ(帽子)10商品をカメラマンに商品撮影を依頼する場合の必要時間の目安をご紹介させていただきます。
- カメラマンへのスケジュール確認。1日
- カメラマンとの商品撮影の打ち合わせ 2時間
- スタジオの手配 1日4キャップ(帽子)の商品撮影の立ち合い1日
- 納品商品撮影データの確認 2時間。
カメラマンへ直接依頼する場合はカメラマンやスタジオのスケジュールにもより商品撮影までの時間がかなりかかってしまいます。
商品撮影は行わなくとも、それ以外に撮影に関する準備時間が必要となり、費用も大きく負担になってしまうこともあり、あまりオススメはできません。
物撮り.jpへ依頼する場合
最後に物撮り.jpへ10商品分のキャップ(帽子)の商品撮影を依頼する必要時間の目安をご紹介させていただきます。
- 物撮り.jpのサイトより商品撮影の依頼をする。15分
- 商品撮影の見積もりを確認し、発注する。5分
- 撮影商品を撮影スタジオに送る。15分
- 商品撮影データのダウンロード、確認1時間。
物撮り.jpの商品撮影データは商品到着後、平均2営業日で納品させていただいておりますので、カメラマンに依頼するよりもかなり短い時間で商品写真が納品され、ECサイトなどにも利用しやすい大変人気の商品撮影サービスとなっております。
商品撮影料金も1カット550円(税込)となっており、1商品からでも注文できるのでお気軽にお申し込みくださいませ。
まとめ
今回はキャップ(帽子)の商品撮影について詳しくご紹介させていただきました。
キャップ(帽子)の種類の紹介や商品撮影の撮り方について書かせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
ブツ撮りラボではキャップ(帽子)以外にも様々な商品の撮影方法なども書かせていただいておりますので、もし宜しければ他の記事も合わせてお読みくださいませ。
ブツ撮りラボでは今後も皆様にとって有益な情報を紹介させていただきますので、ブツ撮りラボを今後とも宜しくお願い致します。