Makuakeの画像で「支援ゼロ」を回避せよ。クリック率とCVRを支配する、プロ直伝の構成術

2026.1.19
Makuakeの画像で「支援ゼロ」を回避せよ。クリック率とCVRを支配する、プロ直伝の構成術

春に向けてMakuakeでのプロジェクト公開を控えている担当者様、準備は順調でしょうか? この時期になると、焦燥しきった顔でスタジオに駆け込んでくる方が後を絶ちません。

今回、記事を担当いたしますのは株式会社ピックアパートメントの篠原です。

「とにかく目立つサムネイルにしたいんです!」 「文字をたくさん入れて、機能を全部説明したいんです!」

気持ちは痛いほどわかります。社運をかけた新商品、伝えたいことが山ほどあるでしょう。

しかし、はっきり言わせてください。 その「全部伝えたい」という熱量が、かえってユーザーを遠ざけている可能性があります。

クラウドファンディングにおいて、画像は単なる「説明資料」ではありません。 ユーザーの期待値を操作し、財布の紐を緩めさせるための「視覚的な武器」です。

今日は、数々のプロジェクト撮影を支援してきた現場の経験から、クリックされ、支援されるための画像の「物理的な正解」をお話しします。

Makuakeで失敗する画像、9割が「詰め込みすぎ」という事実

Makuakeで失敗する画像、9割が「詰め込みすぎ」という事実

スマホの「親指サイズ」で文字を読む人はいません。

まず、サムネイル(トップ画)について。 多くの担当者様が、ここにキャッチコピーや機能説明の文字をギチギチに詰め込もうとします。 「世界初!」「〇〇機能搭載!」「超軽量!」

これ、PCの大きなモニターで編集している時は良く見えるんです。 でも、ユーザーはどこであなたのプロジェクトと出会うと思いますか? ほとんどが「スマートフォンのMakuakeアプリ」か「SNSのフィード」です。

スマホの画面上で、サムネイルのサイズはせいぜい数センチ。親指くらいの大きさです。 そこに小さな文字が並んでいても、誰も読みません。

いや、読めません。 文字情報が増えれば増えるほど、肝心の「商品そのもの」が小さくなり、何の商品なのか一瞬で判別できなくなります。

情報は引き算です。 サムネイルに入れる文字は、視認性の高い太ゴシック体で、せいぜい一言二言。「衝撃」とか「100g」とか、商品の特徴を一発で表す単語だけで十分です。

「何これ?」を作れ。0.2秒で脳をバグらせる「違和感」の演出

Makuakeのトップページには、魅力的なプロジェクトがずらりと並んでいます。 ユーザーがスクロールする指を止める時間は、およそ0.2秒と言われています。 この一瞬で「おっ?」と思わせるには、綺麗に整った写真よりも、ある種の「違和感」が必要です。

私がよくやる手法は、「対比構造」を極端に見せることです。 例えば、驚くほど小さな財布なら、あえて巨大な男性の掌に乗せて撮る。 強靭な素材なら、ハンマーで叩こうとしている瞬間を撮る。

「え、そんなに小さいの?」「壊れないの?」 脳が一瞬バグるような、視覚的なフックを作るのです。 商品をただ綺麗に置いて撮るだけでは、Amazonの商品一覧と同じです。

クラファンは「未知の商品」に出会う場所。だからこそ、予定調和を崩した構図で、ユーザーの好奇心を刺激する必要があります。

支援率(CVR)を支配する「本文画像」の黄金構成比

クリックされてページに入ってきたユーザーを、最後に「支援する」ボタンまで連れて行くのは、本文(ボディ)画像の仕事です。 ここにも明確なルールがあります。

冒頭3秒で決まる。GIF動画で「機能」を視覚的に叩き込む

Makuakeの本文冒頭、ここにダラダラと挨拶文を書いていませんか? すぐ下に、商品の最大のウリがわかる「GIF動画(アニメーション)」を配置してください。

静止画で「3秒で開閉できます」と書くより、実際に3秒でパッと開くGIFを見せる方が、情報の伝達速度は何倍も速い。 特にギミック(仕掛け)がある商品は、動画で見せないと伝わりません。

ポイントは、尺(長さ)と容量です。 長すぎる動画は離脱を招きます。ハイライトシーンだけを切り取った、3秒〜5秒のループ動画がベスト

私たちプロが撮影する場合、動画用の定常光ライトを使用し、商品の動きが最も美しく見えるアングルで固定撮影します。手ブレのあるスマホ動画では、商品の高級感が損なわれるからです。

スペック写真は「カタログ」ではない。「証拠」として撮る

中盤には、機能や仕様を説明する「スペック写真」が入ります。 ここで重要なのは、単なる説明ではなく「証拠(エビデンス)」として撮ることです。

「撥水性があります」と書くなら、実際に水をかけ、水滴が玉のように転がっている瞬間を、マクロレンズで接写します。 「A4サイズが入ります」と書くなら、実際にA4ファイルを入れ、ファスナーが無理なく閉まる様子を見せます。

クラファンは、まだ世に出ていない商品にお金を払う仕組みです。ユーザーは常に「本当に?」という疑いを持っています。

その疑念を晴らすのは、言葉ではなく、物理的な「証拠写真」だけです。 私はこの撮影の時、照明を少し硬め(影がはっきり出る設定)にして、素材のディテールを強調します。嘘のない、リアルな質感を伝えるためです。

利用シーンは「憧れ」ではなく「自分ごと」化させる距離感で

終盤に必要なのが、利用シーン(使用イメージ)です。 ここで海外のフリー素材のような、生活感のない写真を使うのは避けてください。 日本のユーザーは、自分とかけ離れた生活を見せられてもピンときません。

日本の住宅事情や、リアルな通勤風景の中で、その商品がどう役立つか。 被写体となる人物(キャスト)の服装も、あまりに奇抜なものではなく、ターゲット層が普段着ているようなオフィスカジュアルなどを選びます。

カメラの距離感も重要です。遠くから引いて撮るより、ユーザーの目線に近い「主観ショット(POV)」や、肩越しのアングルを多用します。 「自分がこれを使ったらどうなるか」を、脳内でシミュレーションさせるのです。

プロが現場でやっている、Makuake専用のライティング術

プロが現場でやっている、Makuake専用のライティング術

影を消すな。コントラスト比を高めて「重厚感」を出す

一般的なECサイト(Amazonや楽天)の撮影では、影を薄くし、全体を明るくフラットに撮るのがセオリーです。 しかし、Makuakeでは逆のアプローチを取ることがよくあります。

あえて「影を残す」のです。 照明機材には、光を拡散させるディフューザーを使いますが、これを商品に近づけすぎず、少し離してコントラストを高めます。

あるいは、グリッド(ハニカム)と呼ばれるアクセサリーをライトに装着し、光の指向性を強めます。

こうすることで、商品に深い陰影が生まれ、重厚感や「モノとしての存在感」が増します。 クラファンのユーザーは、「新しいガジェット」や「こだわりの逸品」を求めています。明るくポップな写真よりも、少しダークでリッチなトーンの方が、所有欲を刺激するのです。

素材のシズル感は「逆光」と「硬い光」で削り出す

革製品のシボ感、金属のヘアライン加工、ガラスの透明感。 これらを表現するには、カメラのレンズに向かって光が入ってくる「半逆光」の位置にライトをセットします。

真正面から光を当てると、表面の凹凸が光で埋まってしまい、のっぺりとした質感になります。 逆サイドからエッジを立たせるように光を当てることで、素材の微細な凹凸がハイライトとして浮かび上がります。

これを私は「素材を削り出す」感覚で調整しています。 特に高額な商品ほど、この「質感描写」が支援の決め手になります。

「スマホで撮れば十分」が、春のプロジェクトを全滅させる

「スマホで撮れば十分」が、春のプロジェクトを全滅させる

画質=信頼度。ぼやけた写真にお金を払う人はいません

「最近のスマホは綺麗に撮れるから、自分たちで撮ろう」 そう考えているなら、今すぐ考え直してください。

プライベートのSNSならそれで構いません。しかし、これはビジネスです。しかも、まだ誰も持っていない商品を売るのです。

画像が少しでも暗かったり、ピントが甘かったり、ホワイトバランス(色味)がおかしかったりすると、ユーザーは無意識にこう感じます。 「このプロジェクト、ちゃんと作れるのかな?」 「商品も粗悪なんじゃないか?」

画質の低さは、そのまま「プロジェクト実行者の信頼度の低さ」に直結します。 数千円、数万円を支援してもらう対価として、プロクオリティの画像を用意するのは、最低限のマナーであり、信頼への担保です。

クラファン特有の「期間の短さ」と、リカバリー不能なリスク

クラウドファンディングには「期間」があります。 一度公開してしまえば、初動の3日間でどれだけ伸びるかが勝負です。

「写真がイマイチで伸びないから、撮り直して差し替えよう」と思っても、手遅れです。カメラマンの手配、撮影、レタッチ、再アップロード。これに1週間かかれば、プロジェクト期間の貴重な数割をドブに捨てることになります。

一発勝負だからこそ、最初から「正解」を出せるプロに頼る。これが、結果的にリスクを最小化する経営判断です。

「物撮り.jp」で、スペックへの信頼を勝ち取る

「物撮り.jp」で、スペックへの信頼を勝ち取る

もし、あなたが「商品の機能美を正確に伝えたい」「カラーバリエーションを網羅したい」と考えているなら、「物撮り.jp」にお任せください。

Makuakeの本文中盤に必要な「スペック写真」や「ディテールカット」を、徹底的な高品質と効率で撮影します。

  • 白背景・切り抜き: 商品の形状を誤解なく伝えるための基本カット。
  • 詳細カット: ファスナー、縫製、素材の質感をマクロ撮影で捉えます。
  • コストパフォーマンス: システム化されたフローにより、大量のカット数でも予算を抑えられます。
  • 短納期: プロジェクト公開まで時間がない場合でも、スピーディーに対応可能です。

正確な情報伝達は、クレーム防止にも繋がります。「思っていたのと色が違う」と言わせないクオリティを提供します。

https://butsu.jp/

「フォトル」で、支援したくなる未来を見せる

「フォトル」で、支援したくなる未来を見せる

一方で、サムネイルのインパクトや、利用シーンの情緒的な訴求が必要なら、「フォトル」をご指名ください。

ここでは、商品が持つ「世界観」を構築し、ユーザーの「欲しい!」という感情に火をつけます。

  • 人物起用のイメージカット: 手タレやキャストを配し、実際の使用感をリアルに演出します(※キャスティングやスタイリングも相談可)。
  • ロケーション・背景作り: オフィス、リビング、アウトドアなど、商品にマッチしたシチュエーションを作り込みます。
  • ストーリーのある構図: 単なる説明ではなく、「これを持つことで生活がどう変わるか」を視覚化します。
  • リッチコンテンツ: SNSでの拡散を意識した、映えるビジュアルを作り上げます。

Makuakeのキービジュアル(トップ画)は、プロジェクトの顔です。ここで手を抜かないことが、成功への第一歩です。

https://photoru.net/

まとめ

Makuakeのプロジェクト画像において、重要なのは「情報を詰め込むこと」ではなく「期待値をコントロールすること」です。

  1. サムネイル: 文字は最小限に。0.2秒で目を引く「違和感」とインパクトを作る。
  2. 本文構成: 冒頭のGIFで機能を伝え、中盤の証拠写真で信頼させ、終盤の利用シーンで自分ごと化させる。
  3. ライティング: 影と逆光を使い、リッチで重厚な質感を演出する。
  4. クオリティ: 画質は信頼そのもの。スマホ撮影で妥協しない。

春の商戦はもうすぐそこです。 素晴らしいアイデアと商品を、画質のせいで埋もれさせないでください。

「この商品、なんか良さそう」と直感させるための準備を、私たちプロと一緒に進めましょう。スタジオでお待ちしております。

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