トレーナーの物撮り方法を詳しく説明します!
目次
物撮り.jpが商品販売に関連する皆様にお伝えするブツ撮りラボですが、今回はトレーナーの物撮り方法について詳しくご紹介させていただきます。
トレーナーとは?
トレーナーとはスウェットとも言われる衣類で多くのメーカーから製造されている秋冬(AW)向けの防寒衣類です。
トレーナーは老若男女関係なく愛用されている普段着、チームユニフォームなどが作られている衣類でもあるのでオリジナル商品としても多く作られているのもトレーナーの特徴です。
では、そのトレーナーは多くの通販サイトや店舗で販売されていますが、そのトレーナーを販売するためには物撮りした商品写真が必ず必要となります。
また、そのトレーナーの物撮りした写真によってそのトレーナーの販売率や販売される個数も大きく変わってしまいます。
トレーナーの撮り方
トレーナーの物撮りの方法は大きく分けて3つあります。
そのトレーナーの物撮り方法をご紹介させていただきますので、初めて物撮りする方は是非どの物撮り方法を選ぶのかご検討くださいませ。
ハンガーがけでトレーナーを物撮りする方法
まずはハンガーがけでトレーナーを物撮りする方法をご紹介させていただきます。
トレーナーをハンガーがけで物撮りするには最初にどのハンガーを使用するかを検討しましょう。
トレーナーのような衣類を販売するには商品写真に使用するハンガーを統一することをオススメいたします。
この理由は販売する通販サイトに掲載する物撮り写真の統一性を上げるためです。
ハンガーがけの物撮り写真のハンガーも複数の種類があると、それだけで物撮り写真の統一性がなくなってしまいますので、まずは使用するハンガーを決めることを優先しましょう。
またハンガーがけでトレーナーを物取りするメリットについてもご紹介させていただきます。
ハンガーがけでトレーナーを物撮りするメリット
ハンバーがけでトレーナーの物撮りをするメリットをご紹介させていただきます。
- トレーナーの自然なシルエットが表現される。
- トレーナーの大きさを伝えることができる。
- トレーナーのデザインを立体的に表現することができる。
- 細かなシルエット作りの手間が省くことができる。
など、トレーナーをハンガーがけで物撮りするには様々なメリットがあります。
トルソー着用でトレーナーを物撮りする方法
トルソー着用でトレーナーを物撮りする方法をご紹介させていただきます。
トルソーは多くの通販サイトでモデル撮影に変わって着用イメージとして表現するのに用いる撮影方法で、多くの衣類を物撮りする際に利用されている物撮り方法です。
トレーナーをトルソー着用で物撮りする際のポイントですが、まずは物撮りするトレーナーのサイズを統一しましょう。
トレーナーはS,M,Lなど様々なサイズ展開がありますがトルソー着用で物撮りするトレーナーのサイズは購入したトルソーに合わせてあらかじめ決めたサイズのトレーナーに統一して物撮りしましょう。
物撮りしたトレーナーの写真を掲載するのにトルソーに着用するトレーナーのサイズを決めておかないと物撮りの写真を見るユーザーはトルソー着用の写真を自身に置き換えて想像するため、トレーナーごとに着用イメージが変わってしまう物撮りの商品写真だと購入率が大幅に減少してしまうからです。
またトレーナーは手首まである衣類ですのでトルソーは腕のあるものを選びましょう。
トレーナーをトルソー着用で物撮りするメリットも多くありますのでご紹介させていただきます。
ハンガーがけでトレーナーを物撮りするメリット
トルソー着用でトレーナーの物撮りをするメリットをご紹介させていただきます。
- トレーナーをトルソーに着用させることによって実際の着用イメージが連想できる物撮り写真が撮影できる。
- トレーナーをトルソー着用することによってシルエット作りの手間が省ける。
- トレーナーのデザインなどをリアルな着用のイメージとして表現することができる。
平置きでトレーナーを物撮りする方法
平置きでトレーナーを物撮りする方法をご紹介させていただきます。
平置きとは置き撮りとも言われ撮影用の背景やパネルの上に直接置いて物撮りする撮影方法です。
平置きはトレーナーなどを含めたほとんどの衣類で最も多く撮影されている物撮り方法ですので平置きは物撮りを行う上で最低限の必要なテクニックです。
平置きは大きなスペースが必要ではありますが、物撮りの基本中の基本ですので、是非取り組んでみましょう。
トレーナーで平置きする方法はまずはシルエット作りを丁寧に行う必要があります。
トレーナーのシルエット作りの基本は『左右対象』です。
あえて左右非対称にシルエット作りする撮り方もありますが、トレーナーを販売するための物撮りは『左右対象』を心がけて物撮りしましょう。
また平置きの場合、トレーナーにはいろいろな部分にシワが入ってしまいます。
シワは立体的な表現には必要な要素ですが、大きなシワや不必要なシワは取り除いて物取りしないといけません。
では、トレーナーを平置きで物撮りするメリットについてご紹介させていただきます。
平置きでトレーナーを物撮りするメリット
平置きでトレーナーを物撮りするメリットについてご紹介させていただきます。
- トルソーやハンガーなどを使用しないのでトレーナー本来の魅力がダイレクトに伝えることができる。
- 詳細の撮り方なども自由に物撮りができる。
- 平置きでの物撮り写真は販売ページに掲載するだけでなく、編集次第でバナーやSNSなどに使用できるという最大のメリットもあります。
おすすめトレーナーの物撮り方法
年間に数百着のトレーナーを物撮りしております物撮り.jpがオススメするトレーナーの物撮り方法をご紹介させていただきます。
物撮り.jpをご利用いただいているお客様でトレーナーなどの衣類の物撮り代行依頼をいただく際に80%が平置きで撮影希望とされています。
それだけ多くの方がトレーナーを平置きで撮影されており、平置きの物撮りが販売につながりやすいというデータが出ております。
撮影内容にお悩みの方やトレーナーなどの衣類の販売されている方で物撮り方法でお悩みの方は平置きで行われてみてはいかがでしょうか?
平置きの撮影準備
それでは、トレーナーを平置きで物撮りする際の撮影準備についてご紹介させていただきます。
トレーナーを平置きするには撮影セッティングを行う前にトレーナー自体を撮影に向けて下準備する必要があります。
トレーナーの折りシワをとる
まずトレーナーを物撮りする前に必ず行うことがあります。
それは折りシワをとるという作業です。
トレーナーなどの衣類のほとんどは郵送されていたり保管する際には折りたたまれている状態です。
その際に必ずと言っていいほど折りシワがついてしまいます。
この折りシワは物撮りする際にはとても邪魔な物で不必要な物です。
トレーナーの折りシワは物撮りした商品写真を見ても、とても目立ってしまい、撮影時には見えていなかったシワまでも目立ってしまいますので、トレーナーの撮影前は必ず折りシワを取り除くようにしましょう。
では、折りシワの取り除く方法をご紹介させていただきます。
アイロンがけをおこなう
トレーナーの折りシワを取り除く、典型的な方法はアイロンがけです。
その中でも今ではスチームアイロンという蒸気でシワを伸ばすことに特化しているアイロン方法があります。
スチームアイロンは高温の蒸気で水分を含んだ熱によりトレーナーなどの衣類のシワを伸ばすこのに特化した製品ですので、アイロンの熱によりトレーナーなどの衣類が傷まずにシワを伸ばすことができるので、折りシワなどを伸ばすことでお悩みの際は試すのも良いのではないでしょうか。
水スプレーをかけて一晩置く
トレーナーの折りシワを取り除く方法ですが、実はプリントデザインなどによってアイロンが使えないトレーナーも実は多くあります。
このトレーナーの場合、シワを取り除く方法は水分を含ませることでしょう。
それはトレーナーなどに使わている繊維の特徴である『水を含んだ繊維は伸びる』という特徴を使って水スプレーで折りシワの部分を重点的に全体に水スプレーなどを使ってトレーナーに水を含ませてあげましょう。
自然乾燥の中でトレーナーの折りシワは目立たなくなるほど自然に伸びてくれるので物撮りする衣類が多い場合や、アイロンがけが使えない場合などはこの方法をお試しくださいませ。
トレーナーの撮影のポイント
トレーナーの撮影ポイントについてご紹介させていただきます。
トレーナーは衣類の中でもシンプルな撮り方で物撮りができる衣類なのでこれから紹介する物撮り方法さえ行えばトレーナーの魅力もしっかり引き立てれるでしょう。
トレーナーのシルエット
まずはトレーナーの全体のシルエットを丁寧に整え物撮りしましょう。
トレーナーのシルエットの基本は左右対象に行うということです。
ファッション雑誌では左右非対称の物撮りが好まれるのですが、これはトレーナーなどの衣類を整える専門の技術を持ったスタイリストが行うからこそ、できる物撮り方法です。
この撮り方があくまでトレーナーのイメージ撮影のジャンルの物撮り方法ですが、トレーナーを実際に販売につなげる物撮り方法はあくまでも左右対象で行うということです。
トレーナーの立体感を表現することも重要でトレーナーの中には生地が薄く立体的なシルエットを整えることが難しいものもあるでしょう。
その際はトレーナーの中にビニール袋などを入れることによって自然なふくらみを作ることができますので、立体感が足りない場合はこのような物撮りのテクニックを活用して魅力的な物撮り写真になるように工夫しましょう。
トレーナーのデザインの見せ方
次はトレーナーのデザインの見せ方についてのご紹介です。
トレーナーの多くは正面や背面の部分にデザインが施されている場合が多いでしょう。
そのデザインをしっかりと伝えるためにはトレーナーのデザイン部分には必ずシワが入らないように意識しましょう。
デザイン部分のシワはデザインを損なうだけでなく、トレーナー自体の魅力が半減すると言っても過言ではありません。
またトレーナーのデザインは拡大写真として詳細としても撮ることをオススメいたします。
トレーナーを購入しようか検討されているユーザーの多くはデザインで購入を検討します。
デザインの表現はトレーナーの売れ行きにも大きく影響する部分なので最大の見せ方ができるように工夫しましょう。
トレーナーの詳細の見せ方
トレーナーの詳細の見せ方にはルールがあります。
このルールに則った物撮りを行えばトレーナーの物撮りで悩むことがないので、ご参考にしていただければ幸いです。
では、トレーナーの詳細を物撮りした方が良いポイントをご紹介させていただきます。
- デザインの拡大写真。
- 首回りのブランドタグなどの詳細写真。
- 手首などのリブ部分が伝わる詳細写真。
- 生地の厚みが伝わる生地アップの詳細写真。
- 背面の全体の写真。この際のシルエットは正面の全体と揃えるようにします。
- トレーナーの裏地の防寒素材の拡大詳細写真。
以上が必ずと言っていいほど、トレーナーの物撮りで撮影した方が良いポイントです。
トレーナーの撮影代行会社は?
トレーナーなどの衣類など販売する商品が多ければ多いほど、商品撮影の労力が必要となり多くの時間も必要となります。
多くの商品を物撮りする場合は商品写真のクオリティーも気づかないうちに下がってしまうことも多くあります。
では、トレーナーなどの物撮りをカメラマンなどに依頼したいがどこに依頼すれば良いかわからない方へご紹介させていただきます。
トレーナーなどの商品撮影は物撮り.jpへ
トレーナーなど商品撮影は物撮り.jpへ依頼をオススメします!
物撮り.jpはトレーナーを含めた多くのアパレルメーカー様から撮影代行の依頼を受けている会社でトレーナーなどの商品撮影を専門に代行するサービスです。
物撮り.jpは本来1カットあたり数千円する内容の物撮りをワンコイン価格の550円(税込)で撮影代行を行なっており、1商品から依頼可能なサービスです。
物撮り.jpではこれまで数千社から物撮りの依頼をいただいており、トレーナーなどの物撮りは大変得意としておりますのでこれから物撮り機材を揃える必要がある方であれば、物撮りのコストも削減できる料金設定となっておりますので、トレーナーなどの物撮りについてお悩みの方は是非、ご検討くださいませ。
まとめ
今回はトレーナーの物撮り方法について詳しく書かせていただきました。
トレーナー以外でも衣類の撮り方について詳しく書かせていただいている記事が他にもありますので、よければ合わせて読んでいただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきましていただきまして誠にありがとうございました。
今後ともブツ撮りラボを宜しくお願い致します。