マフラーの撮り方説明。これがわかればマフラーの撮り方に迷わない!
目次
今回ブツ撮りラボで書かせていただくテーマは『マフラーの撮り方説明。これがわかればマフラーの撮り方に迷わない!』となっております。
このブツ撮りラボは10年以上商品撮影を専門に撮影しているカメラマンが書かせていただいておりますので納得いただける情報となっていることを保証します!
マフラーの撮影は簡単そうに思えて実は奥が深いブツ撮りとなっております。
今回この難しいマフラーのブツ撮りの撮り方を細かくご説明させていただきます。
またECモールなどで使用するブツ撮り写真と商品カタログの撮り方は大きく違います。
この違いの紹介やブツ撮りに必要な撮影機材についても詳しくご説明させていただきますので是非最後までお付き合いくださいませ。
ECモールとブランドの商品カタログの見せ方の違い
まずはECモールとブランドの商品のカタログの見せ方についてご説明させていただきます。
この使用用途によってマフラーの撮り方の違いをしっかりとお伝えさせていただきますので是非、マフラーのブツ撮りの際にご活用させていただければ幸いです。
ECモールでの商品写真の見せ方
ECモールでの商品写真の撮り方はカタログと違って、運営しているネットショップから直接購入してもらうための収益につなげるためのマフラーの撮り方をしなければいけません。
収益を上げるためのマフラーの撮り方とは出来るだけマフラーの素材感や商品の立体感、デザインを細かく撮影しなければいけません。
ネットショップではお客様は実際に商品を手に取ってみれることはほとんどなく、オンライン上でマフラーの素材感などを判断し購入するかを検討します。
ネットショップでのマフラーの撮り方で注意する点は照明の雰囲気は出来るだけシンプルにセッティングしてマフラーの本来の良さを表現してあげましょう。
ブランドの商品カタログなどの見せ方
ではブランドの商品カタログでマフラーの見せ方のご紹介をさせていただきます。
ECモールと違って見せる表現には限界があります。
またブランドの他の商品などのイメージに合わせた照明のセッティングが必要となりますのでブランドの全ての商品の統一感なども考慮し撮影するようにいたしましょう。
では、次にECモール用とブランドカタログ用に分けてご説明させていただきます。
ECモール用のマフラーの撮り方のポイント
ECモールなどのネットショップ用のマフラーの撮り方のポイントをご説明させていただきます。
ここから書かせていただく内容を理解して実践することができれば、マフラーの撮り方に困らないので是非とも皆様に新しい知識としてご理解いただければと思います。
マフラーの大きさを伝える
マフラーの大きさをしっかりと伝えることができる撮り方を意識しましょう。
マフラーは長さ、幅、厚みなどブランドによってそれぞれでしょう。
また有名ブランドでは百貨店などにいけば実際のマフラーを見て購入の判断ができるかもしれませんが、ネットショップではそういう訳にはいきません。
マフラーのサイズをしっかりと伝わるような撮り方をすることで、ネットショップに訪れたユーザーはマフラーのサイズ感をイメージすることができるでしょう。
マフラーのメインの写真を統一する
マフラーのメイン写真を統一することもネットショップで販売するためにマフラーの撮り方の重要なポイントでしょう。
マフラーのメインカットは広げた状態の全体図なのか。
それとも折り畳んでシンプルに見せるのか。
または着用イメージに近づけるため自然な巻き方を行い立体的にマフラーを設置するのか。によってネットショップの見え方も大きく変わってくるでしょう。
ですが、このメインカットが全て違う形でマフラーを掲載してしまうとネットショップ自体のイメージが統一されません。
マフラーの取り扱いを多く展開する前にまずはマフラーのメイン写真の撮り方を検討する必要があるでしょう。
マフラーのデザインを伝える
マフラーのデザインをしっかりと伝える撮り方もしましょう。
デザインを伝えるためにはマフラーのメインの写真にするのか、詳細写真として説明する写真の撮り方をするのかで見せ方は変わってしまいますが、私は詳細写真としてマフラーのデザインを伝えることをオススメいたします。
マフラーはイラストデザインや刺繍、模様など様々なデザインで作られていることが多いのですが、全体写真やメインの写真で見せるのでは満足できないからです。
詳細写真としてデザイン部分のアップの写真や刺繍のデザインであれば角度をつけて立体的に見せる撮り方も良いでしょう。
デザインをしっかり伝えるための撮り方は多くの写真の枚数が必要になるかと思いますが、しっかりとマフラーのブツ撮りをしてあげましょう。
マフラーの素材感を伝える
マフラーの素材感を伝えるための撮り方も必要でしょう。
マフラーを購入を検討しているかたはマフラーの素材も購入を検討する資料にもなります。
この素材をテキストだけで表示することも良いでしょうが、マフラーの詳細写真として表側と裏側のマフラーの素材の拡大写真を撮影してあげることでマフラーの素材感が伝わる撮り方ができますので、是非マフラーのブツ撮りの際は撮影してみてはいかがでしょうか。
マフラーの柔らかさを伝える
マフラーの柔らかさを伝える撮り方のあると購買欲求が高まる商品写真です。
ではマフラーの柔らかさを伝えるためにはどうやってブツ撮りすればいいのでしょうか?
それはマフラーにあえてシワをつけることです。
そのシワをつけることでマフラーの柔らかさも表現することができます。
また、この柔らかい雰囲気を出す際にあえて逆光の照明のイメージを加えることで柔らかさが引き立つブツ撮りができますので是非お試しくださいませ。
ブランドの商品カタログ用の撮り方のポイント
ブランドの商品カタログ用の撮り方のポイントを次にお伝えさせていただきます。
ECモールの撮り方とは大きく違う点が多くありますので、撮影方法の違いなども意識してご理解いただければ幸いです。
マフラーのメイン写真のシルエットを決める
マフラーのメイン写真のシルエットをまずは決めて撮影しましょう。
メインの商品のシルエットを決めるにはまず、照明のイメージをしっかりと決めてからオススメさせていただきます。
それはなぜかと言うと照明が決まらなければシルエットを決めれないからです。
撮影時の照明の決め方はブランドカタログの他の商品と合わせたほうがブランドのイメージの統一ができるのでブランド力が高まることにもつながりますので、マフラーのカタログ撮影の際に照明を悩んだ場合は他の商品にも合わせたセッティングをしてあげましょう。
また、照明が決まればマフラーのメイン写真のシルエットを影などのつき方を確認しながら最適なシルエットを見つけ出しましょう。
マフラーの詳細の写真を最小限にする
マフラーの詳細写真をカタログに載せる場合は最小限の商品写真に絞り用にしましょう。
それはなぜかと言うとカタログとは実際の店舗に足を運ぶ楽しみを増やすために作るからです。
ブランドのカタログでマフラーの商品の詳細を全て見せてしまうと、マフラーの作りや仕様を理解しきってしまうからです。
ですが、マフラーの詳細写真を最小限にしてあげることで実際の店舗で手に取ってみれるチャンスが増えるので是非、ご検討してみてくださいませ。
マフラーの撮影照明を統一する
ECモールなどのネットショップの場合はメインの写真と詳細の写真などの撮り方によって照明を変えることもあります。
ですが、ブランドのカタログでのブツ撮りの場合は照明を固定することが必要となります。
照明を変えてしまうとマフラーの細かい色のテイストやイメージも変わってしまう可能性もあるので、マフラーの撮影の際にはぜひ意識してくださいませ。
マフラーの撮影に必要な撮影機材
マフラーの撮り方はしっかりとご理解できたかと思います。
では次は自身でブツ撮りする際に必要な撮影機材をご紹介させていただきますので、マフラーなどの撮影を始めようとしている方はぜひ参考にしてください。
必要なカメラのスペック
マフラーのブツ撮りに必要なカメラのスペックについてご紹介させていただきます。
カメラ選びを間違えてしまうとこれから多くの商品を販売する予定が大きくずれてしまう場合もあります。
では、カメラ選びの際に注意するポイントをご紹介させていただきます。
- センサーサイズは安心できるサイズでしょうか?
センサーサイズによって写真の見え方が大幅に変わるので注意しましょう。 - カメラ内のデータ保管されるメモリーは二重構造でしょうか?カメラ内にメモリーカードが2つ入れれるカメラは安心です。
撮影のデータが消えることは少なくないので意識しましょう。 - カメラのモニターはバリアングルでしょうか?
マフラーの撮影はファインダーを覗けないことも多いので平置きに使いやすいバリアングルの撮影が可能となるカメラを意識しましょう。
必要なレンズのスペック
では、マフラーなどのブツ撮りに必要なレンズのスペックをご説明させていただきます。
レンズによってはブツ撮りに向かないレンズもあるので、これからブツ撮りを始められる方は参考にしてください。
- レンズの焦点距離はフルサイズ換算で50mm以上のレンズを使いましょう。
なぜなら50mm以下の場合はマフラーが歪んでしまう可能性もあるので注意しましょう。 - レンズで変更できる絞りは変動しないレンズを選びましょう。
レンスの絞りが変動するレンズは撮影後の写真の鮮明さが不十分な場合が多いので、ぜひレンズを選ぶ際は絞り値が変動しないものを選ぶようにしましょう
照明機材のスペック
照明機材のスペックに関しても重要です。
今ではいろいろな照明機材の種類がありますが、マフラーのブツ撮りにオススメする照明機材をご説明させていただきます。
- 照明機材はストロボタイプのフラッシュ発光のものを選びましょう。
なぜなら光が拡散させることもできるので最小限でもマフラーの全体に光を届けることができる。 - ストロボタイプの照明機材のワット数は300ワット以上のものを準備しましょう。
これは200ワットでも撮影は可能ですが、光の調節するところを最大値に近づけると光の量がぶれることもありますので余裕のあるワット数をお選びになることがオススメでしょう。
自分でマフラーを撮影する3つのポイント
次に説明させていただくのはマフラーのブツ撮りを自分で撮影するためのポイントをご説明させていただきます。
マフラーのブツ撮りで意識することは多くはないのでぜひしっかり理解して撮影に取り掛かりましょう。
マフラーのシワをしっかり伸ばす
マフラーなどのアパレル関連の商品全てに言えることですが、シワをしっかりと伸ばしてから撮影しましょう。
シワを伸ばすことでマフラーの素材に空気を含み自然と暖かい印象も表現されるので、時間短縮で行うのではなく時間をかけてゆっくりと空気を含ませながらシワを伸ばしていくことがオススメです。
マフラーの撮影用の背景を広くする
マフラーのブツ撮りは大きな撮影場所が必要です。
しかし、撮影背景はそれ以上に大きなものが必要です。
撮影時に背景いっぱいにマフラーを設置するのではなく撮影時は絶対的に背景の余白が必要となあります。
撮影背景については最低のサイズは2mx2mの大きさは必要となるでしょう。
照明機材で立体感を表現しよう
マフラーは本来平面的な商品です。
しかし、照明機材で立体感を表現することでしっかりと立体的に表現することが可能となります。
また立体的に表現することでマフラーの柔らかさも強調されるのでぜひ照明機材の光を当てる角度には意識して注意しながらセッティングして行きましょう。
マフラーの商品写真をプロカメラマンに依頼するには
マフラーの撮り方についていろいろな角度からご説明させていただきましたが、実際いかがでしょうか?
カメラのスペックや撮影場所の確保のためのコスト面やマフラーを撮影する際の細かいルールなど実行することは簡単でしょうか?
次にマフラーの撮り方について悩んだ結果、カメラマンに依頼することを選ぶ、または検討したい方へのカメラマンに依頼する方法をご説明させていただきます。
商品撮影専門のカメラマンに依頼しましょう
マフラーの撮影を依頼するカメラマンは商品撮影専門のカメラマンに依頼しましょう。
マフラーでも撮り方に細かなルールがあるのですが、他の商品も同じように使用用途によった撮り方のルールがあります。
通常のカメラマンはブライダルや記念撮影を専門にしているカメラマンがほとんどですので、商品が売れるための撮り方のルールを知らないカメラマンも多いでしょう。
そのため、しっかりと安心して依頼するために商品撮影専門のカメラマンに依頼することをオススメさせていいただきます。
商品撮影を代行するオススメの全国対応サービス
では、商品撮影を専門に撮影するカメラマンの探し方がわからない方へ商品撮影を代行する全国対応のオンラインサービスをオススメさせていただきます。
『物撮り.jp』ではマフラーなど含めた様々な商品の撮り方やルールを熟知している商品撮影専門のカメラマンが多く在籍しております。
その安心して依頼できる撮影技術やテクニック、撮影実績により大手百貨店様や有名企業様からの撮影依頼も多くご依頼を受けております。
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