【プロが解説】ハンドメイド販売で成功する5つの必須ステップ|手作り作品が売れない悩みを写真で解決!

2022.1.24
【プロが解説】ハンドメイド販売で成功する5つの必須ステップ|手作り作品が売れない悩みを写真で解決!

ハンドメイド販売成功の鍵は「写真」にあり

ハンドメイド作品の販売を始めて「頑張って作っているのに、なぜか売れない…」と悩んでいませんか?

その悩みを解決する最も重要なステップは、「作品の魅力と価値が一瞬で伝わる商品写真」を用意することです。

こんにちは。商品写真専門の撮影サービス「物撮り.jp」を運営しているプロカメラマンの篠原です。

私たちは日々、多くの法人や個人作家様の商品を撮影していますが、特にハンドメイド作品の売上は、写真のクオリティに大きく左右されることを実感しています。

この記事では、あなたの心のこもった手作り作品がお客様の目に留まり、売上につながるための具体的な5つのステップを、プロの視点から徹底的に解説します。

今ハンドメイドで商品を作ることが密かにブームになっています!

今ハンドメイドでアクセサリーの作ることが密かにブートになっているイメージ

今、ハンドメイドのアクセサリーや日用雑貨のオリジナルアイテムが今までにないほど人気で多くの収入を得ることができるマーケットになっておりハンドメイドで商品を作ることが密かにブームになっています!

まずはなぜハンドメイド商品に人気が出ているのか、またなぜ多くの人がハンドメイドの商品を作るようになったのかをご説明させていただきます。

ハンドメイド商品をなぜ作るのか?

ハンドメイド商品をなぜ作るのか?

ハンドメイド商品とは少し前までは専門知識があり、ハンドメイド商品を制作するパーツを仕入れることのできる限られた人にしかできなかったのですが、今では様々な理由からハンドメイドの商品を作ることが簡単になりました。

ハンドメイド商品を多くの人たちが作るようになった理由や、ハンドメイド商品の作りやすななどご説明させていただきます。

ここからの内容をしっかりと理解いただければ読んでいただけた方もハンドメイドの商品を販売し売り上げを上げるためのスタートダッシュができるはずです。

ハンドメイド販売を成功させる5つの必須ステップ

ハンドメイド販売を成功させる5つの必須ステップ

ハンドメイド販売は、ただ作品を作って並べるだけでは成功しません。

お客様に価値を届け、ビジネスとして成立させるには、戦略的なステップが必要です。

ステップ1:誰に届けたい?ブランドの「コンセプト」を固める

まず最初に、あなたの作品やブランドの「軸」となるコンセプトを明確にしましょう。

  • ターゲットは誰か? (例:30代の働く女性、ナチュラルな暮らしを好む人)
  • 作品の最大の魅力は何か? (例:繊細な手刺繍、天然素材へのこだわり)
  • どんな世界観を伝えたいか? (例:日常に彩りを添える、特別な日のためのアクセサリー)

このコンセプトが明確であればあるほど、後述する写真の方向性や商品説明文に一貫性が生まれ、お客様にブランドの魅力が深く伝わります。

ステップ2:価値に見合う「価格設定」を行う

価格設定は多くの作家さんが悩むポイントです。

安すぎると利益が出ず活動を続けられなくなり、高すぎるとお客様に敬遠されてしまいます。基本的な考え方は以下の通りです。

価格 = 材料費 + (制作時間 × 時給) + デザイン料・技術料 + 販売手数料 + 利益

自分の技術と作品に自信を持ち、活動を継続できるだけの適正な価格を設定することが、長く愛されるブランドへの第一歩です。

ステップ3:売上を劇的に変える「商品撮影」をマスターする

ここが最も重要なステップです。オンライン販売では、お客様は写真でしか作品を判断できません。

写真が作品の「顔」であり「すべて」と言っても過言ではないのです。

ハンドメイド作家さんが陥りがちな撮影の失敗例

「物撮り.jp」にも、多くのハンドメイド作家さんからご依頼がきます。

その中でよく目にするのが、「暗い室内照明の下で撮影してしまい、作品の色や質感が正しく伝わっていない」ケースです。

スマートフォンのフラッシュを直接当ててしまい、作品の一部が白飛びし、安っぽく見えてしまうことも少なくありません。

愛情を込めて作った作品の魅力が、写真のせいで半減してしまうのは、非常にもったいないことです。

【プロの技】自宅でできる!魅力が伝わる撮影の3つのコツ

【プロの技】自宅でできる!魅力が伝わる撮影の3つのコツ

1. 「自然光」を最大限に活用する

機材がなくても、プロ並みの写真を撮る最も簡単な方法は「窓際の自然光」を使うことです。

  • 場所: レースカーテンのある窓際がベストです。直射日光ではなく、柔らかく拡散された光が作品をふんわりと美しく見せてくれます。
  • 時間帯: 晴れた日の午前中から昼過ぎがおすすめです。
  1. 撮影方法:​窓際にテーブルを置き、作品をセットします。
  2. 部屋の電気はすべて消してください。余計な色の光が混ざるのを防ぎます。
  3. 窓からの光が斜め横から当たる「サイド光」または、やや後ろから当たる「半逆光」の位置を探します。これにより、作品に立体感が生まれます。

2. 「背景」で世界観を演出する

作品の背景は、ブランドのコンセプトを表現する重要な要素です。

  • 基本はシンプルに: まずは大きめの白い画用紙や布を背景に使いましょう。作品そのものに視線が集中し、清潔感が出ます。
  • 世界観をプラス: ブランドのコンセプトに合わせて、木の板、リネン生地、アンティーク調の小物などを添えると、ぐっとお洒落な雰囲気になります。ただし、小物が主役にならないよう、あくまで引き立て役として使うのがポイントです。

3. 「白い紙」一枚でプロ級の仕上がりに

スマートフォンで撮影する際に、作品の影が濃く出てしまうことがあります。

そんな時は、白いコピー用紙や画用紙を「レフ板」として使ってみてください。

  1. 窓と反対側、つまり影になっている側に白い紙を立てます。
  2. 白い紙が窓からの光を反射し、影の部分を明るく照らしてくれます。

これだけで、作品全体のディテールがはっきりと見え、写真全体のクオリティが格段にアップします。これは私たちプロも現場で多用する基本的なテクニックです。

ステップ4:自分に合った「販売場所」を選ぶ

作品をどこで販売するかを決めましょう。それぞれに特徴があるため、自分のスタイルに合ったプラットフォームを選ぶことが重要です。

ハンドメイドマーケットプレイス (minne, Creemaなど)

メリット:ハンドメイド好きのユーザーが多く、集客力がある。初心者でも始めやすい。

デメリット:競合が多く、価格競争になりやすい。販売手数料がかかる。

ネットショップ作成サービス (BASE, STORESなど)

メリット:デザインの自由度が高く、自分だけのブランドの世界観を表現しやすい。手数料が比較的安い。

デメリット:自分で集客する必要がある。

SNS (Instagramなど):

メリット:作品の制作過程や想いを発信し、ファンを作りやすい。無料で始められる。

デメリット:決済や発送のやり取りを自分で行う必要がある。

ステップ5:想いを伝える「商品説明文」を書く

写真でお客様の興味を引いたら、次はその想いを文章で伝え、購入を後押しします。

作品のストーリーを語る: どんな想いで作ったのか、デザインのインスピレーションは何か、といった背景を語ることで、お客様は作品に一層の愛着を感じてくれます。

素材やサイズを正確に記載する: アレルギー情報(金属など)、サイズ(縦・横・厚み)、重さなど、お客様が安心して購入できる情報を正確に記載しましょう。写真だけでは伝わらない手触りや質感も言葉で補うことが大切です。

利用シーンを提案する: 「シンプルなTシャツに合わせるだけで、コーディネートの主役に」「休日のカフェ巡りに連れて行きたい、軽やかなピアスです」など、お客様が実際に使う場面をイメージできるような言葉を添えましょう。

 

まとめ:あなたの作品の価値を、正しく伝えるために

まとめ:あなたの作品の価値を、正しく伝えるために

ハンドメイド販売を成功させるための5つのステップをご紹介しました。

  1. コンセプトを固める
  2. 価値に見合う価格設定をする
  3. 売上を劇的に変える商品撮影をマスターする
  4. 自分に合った販売場所を選ぶ
  5. 想いを伝える商品説明文を書く

特にステップ3の「商品撮影」は、あなたの努力と才能が詰まった作品の価値を、お客様に届けるための最も重要な架け橋です。

今回ご紹介した撮影テクニックを試しても、「どうしても上手くいかない」「作品作りに集中したい」という方もいらっしゃると思います。

そんな時は、プロに任せるという選択肢もぜひ検討してみてください。

私たち「物撮り.jp」では、1カット550円(1商品4カット2200円) というリーズナブルな価格で、プロクオリティの商品写真を提供しています。

全国どこからでも商品を郵送いただくだけで、到着から3営業日以内にはデータをお届けします。

あなたの素晴らしい作品が、その価値にふさわしい形で、一人でも多くのお客様の元へ届くことを心から応援しています。

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