インスタグラムで白背景の商品写真が映えないは嘘!プロが教える戦略的活用方法5選

2022.1.24
インスタグラムで白背景の商品写真が映えないは嘘!プロが教える戦略的活用方法5選

インスタグラムで売上を伸ばす鍵は「白背景写真の戦略的活用」にあり

インスタグラムで売上を伸ばす鍵は「白背景写真の戦略的活用」にあり

「インスタグラムのフィードが、まるで通販カタログみたいになってしまう…」 「白背景の商品写真だけだと、世界観が伝わらず『いいね!』も伸びない…」

ネットショップやブランドのインスタグラム運用担当者様から、私たち「物撮り.jp」に頻繁に寄せられるお悩みです。

しかし、結論からお伝えします。

インスタグラムにおいて、白背景の商品写真は時代遅れなどではなく、むしろブランドの信頼性と売上を向上させるための最強の武器です。

重要なのは、それを「ただ並べる」のではなく、戦略的に活用すること。

この記事では、商品写真の専門家である私、篠原が白背景の写真を最大限に活かし、競合と差をつけるための具体的なインスタグラム活用方法を、私たちの実例を交えながら徹底解説します。

なぜインスタグラムで「白背景だけ」の投稿は失敗するのか?

なぜインスタグラムで「白背景だけ」の投稿は失敗するのか?

本題に入る前に、なぜ白背景の写真ばかりを投稿すると失敗しやすいのか、その理由を明確にしておきましょう。

  • 単調で飽きられやすい: フィード全体が同じような写真で埋め尽くされると、ユーザーは視覚的な変化がなく、すぐに飽きてスクロールする指を止めてくれません。
  • 商品の使用シーンが想像できない: 商品そのものは完璧に写っていても、ユーザーは「これを自分が使ったらどうなるんだろう?」という具体的なイメージを描くことができません。
  • ブランドの世界観が伝わらない: インスタグラムは、写真を通じてブランドのストーリーや価値観を伝えるプラットフォームです。
    白背景写真だけでは、その商品が持つ背景や物語性を伝えるのが困難です。

実際に、以前ご依頼いただいたアパレルブランド様で、私たちの撮影した高品質な白背景写真のみを投稿し続けた結果、エンゲージメントが伸び悩んだというケースがありました。

写真は美しいものの、ブランドが目指す「日常に溶け込む上質なカジュアル」というコンセプトが伝わりにくくなっていたのです。

この問題を解決したのが、次にご紹介する「戦略的な活用方法」でした。

プロが実践する!白背景の商品写真を活かすインスタグラム投稿術5選

プロが実践する!白背景の商品写真を活かすインスタグラム投稿術5選

白背景の写真は、それ単体で使うのではなく、他の要素と組み合わせることで真価を発揮します。

ここでは、明日からすぐに実践できる5つの具体的なテクニックをご紹介します。

1. 世界観を伝える「ライフスタイル写真」と組み合わせる

最も効果的で基本的なテクニックが、ライフスタイル写真との組み合わせです。

フィード投稿を「白背景→ライフスタイル→白背景」のように交互に配置するだけで、驚くほど見違えます。

目的

ユーザーに商品の使用シーンを具体的にイメージさせ、ブランドの世界観を伝える。

具体例
  • コスメ: ①白背景で撮影したボトルの写真 → ②実際にモデルがそのコスメを使っている写真 → ③白背景で撮影したテクスチャの写真
  • アパレル: ①白背景で撮影したTシャツの写真 → ②モデルがそのTシャツを着てカフェでくつろいでいる写真 → ③白背景で撮影した生地のアップ写真
  • プロの視点: この手法は「視覚的リズム」を生み出します。整然とした白背景写真が情報の正確さと信頼性を担保し、ライフスタイル写真が感情的な共感と憧れを喚起します。

この2つの相乗効果で、ユーザーの購買意欲を格段に高めることができるのです。

2. カルーセル投稿で多角的に魅せる

1つの投稿で複数の写真を見せられるカルーセル機能は、白背景写真を活用するのに最適です。

目的

1枚目でユーザーの興味を引きつけ、スワイプさせることで商品の詳細情報を余すことなく伝える。

投稿の構成例
  1. 1枚目(表紙): 最も魅力的なライフスタイル写真や、商品を使ったイメージカット。
  2. 2枚目以降: 白背景で撮影した商品の全体像(正面、背面、側面)。
  3. 最後の数枚: 生地の質感やロゴ、細部のデザインがわかるアップ写真。
  4. 「物撮り.jp」での経験: 私たちが1商品4カット(2,200円)のプランをおすすめしているのは、まさにこのカルーセル投稿を意識しているからです。

正面・背面・斜め・アップといった多角的な情報を提供することで、ユーザーはオンラインでも商品を手に取るように確認でき、購入前の不安を解消できます。

3. 文字入れや枠デザインで「情報コンテンツ」に変える

白背景写真は、デザインを加えるための「最高のキャンバス」になります。

目的

単なる商品紹介ではなく、ユーザーにとって有益な情報コンテンツとして付加価値をつける。

具体例
  • 商品名や価格、特徴的なスペックを記載した文字を入れる。
  • ブランドカラーの枠で囲み、統一感を出す。
  • 「人気No.1」「新色登場!」といったバッジを追加する。
プロの視点

私たちは撮影時に、後からデザインしやすいように意図的に余白を調整することがあります。

商品が中央に正確に配置された写真は、テンプレート化したデザインを適用しやすく、運用効率を大幅に向上させます。

これにより、単なる「写真」が、ブランディングされた「グラフィック」へと昇華するのです。

4. ストーリーズとリールで「動的」に活用する

フィード投稿だけでなく、ストーリーズやリールで白背景写真を活用することで、コンテンツの幅が大きく広がります。

目的

静的な画像を動画コンテンツに転用し、より多くのユーザーにリーチする。

具体例
  • ストーリーズ: 2枚の白背景写真を並べ、アンケート機能で「どちらの色が好き?」と問いかける。商品のアップ写真にクイズを出す。
  • リール: 複数の白背景写真をテンポの良い音楽に合わせて切り替えるスライドショームービーを作成する。「このアイテムを使った3つの着回し術」として、コーディネート画像と白背景の単品画像を組み合わせる。
プロの視点

白背景写真は情報が整理されているため、動画の中でも視認性が高く、メッセージが伝わりやすいという利点があります。

静止画だからと諦めず、動画の「素材」として積極的に活用しましょう。

5. ショッピング機能と連携してECサイトに直結させる

インスタグラムのショッピング機能(Shopify連携など)を使う上で、白背景写真は不可欠です。

目的

ユーザーが商品をタップしてから購入するまでの導線をスムーズにし、コンバージョン率を高める。

プロの視点

ショッピングタグを付ける際、背景がごちゃごちゃしていると商品が認識されにくかったり、他の商品と見分けがつかなかったりする場合があります。

その点、商品情報が明確にわかる白背景写真は、誤タップを防ぎ、ユーザーがストレスなく目的の商品ページへたどり着くのを助けます。

実際に、商品タグからのECサイト流入数は、クリアな白背景写真を使用しているクライアントの方が高い傾向にあります。

物撮り.jpが提供する「インスタ活用を見据えた」白背景写真

物撮り.jpが提供する「インスタ活用を見据えた」白背景写真

私たち「物撮り.jp」は、ただ商品を綺麗に撮るだけではありません。お客様がその写真をインスタグラムなどのプラットフォームでいかに効果的に活用できるか、という視点を持って撮影に臨んでいます。

  • 一貫した品質: 複数の商品を依頼いただいても、常に同じライティング、同じ色温度、同じ構図で撮影します。これにより、フィードに並べた際にプロフェッショナルな統一感が生まれます。
  • 最適な解像度とファイル形式: WEBでの表示速度と美しさを両立したデータで納品するため、インスタグラムでも最高の画質で表示されます。
  • 圧倒的なコストパフォーマンス: 1カット550円という価格で、ブランドの価値を高める高品質な写真を提供します。全国どこからでも郵送で依頼でき、商品到着から3営業日以内というスピード納品も、計画的なインスタ運用をサポートします。

まとめ

白背景の商品写真は、インスタグラムにおいて決して「映えない」存在ではありません。

むしろ、ライフスタイル写真と組み合わせることで世界観を演出し、デザインを加えて情報価値を高め、ショッピング機能で売上に直結させるための、最も基本的で最も重要な視覚的アセットです。

今回ご紹介した5つの活用方法を実践すれば、あなたのアカウントは単なる商品カタログから脱却し、ファンを増やし、売上を伸ばす強力なブランディングツールへと進化するはずです。

ぜひ、今日から試してみてください。

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